ナビカーズ ポルシェ特集号を買いました。

久しぶりにカー雑誌を買った。ナビカーズのポルシェ特集号。ポルシェ特集と聞くとやっぱりおっと思って気になってしまう。それに、ポルシェの特集している雑誌は、買って支えないと! そういう義務感もある。

だけど、全体的には僕の期待を超えてこなかったかなぁ。知ってるよ! って話が多かったし。なるほど、と思わされるような記述もあまりなかった。LIFE IN THE FAST LANEの方がずっと示唆に富んでいて、勉強になり、刺激を受ける。

ナビカーズ、だいたいからしてコラムがつまんない。もっと面白い人に書かせないと。

「最新が最良」、ドイツ人のクラフトマンシップ、日本はスポーツモデルの比率が高いが、他国はSUVが多い、そしてよくあるオチが、筆者は買えないが、いつか所有することを夢見たい、みたいな。

そんなにいいなら買えよ!  そんなんカーガイじゃない、と思う。すべてを犠牲にしてでも欲しいクルマに乗る、ってのがカーガイだろ。

最近、ウェブCGで連載されてる、バイパー買っちゃった編集部員の記事は、はっきり言って書いてることはそのへんの素人のブログレベルだけど、グイグイ引きつけられる。それは書いてる人が好きで好きでたまらない、ってのが伝わってくるからだと思う。

自動車評論家の中で、僕が清水草一のことが好きなのも、ちゃんと自分で買って、その上で書いてるからってのがけっこう大きいと思う。

ナビカーズの小沢コージの書いてる、シエンタがなぜ売れる論も、んなこたぁ言われなくても分かってるよ! そんな分析、別に読みたかないよ、って思った。実際にアクアやシエンタを購入した上で評論してる清水草一と比べて、うすっぺらいなあと思う。

安東なんとかっていうのが書いてるコラムにしても、自動車メーカーの人は自動車通勤してください、って、そんなこたぁアンタにいちいち言われなくても、オレだって思ってるよ! とツッコミたくなる。このコラム読んで、なるほど、そうだよな、自動車会社の人はクルマ通勤すべきだな、って思うのは、クルマ好きじゃない人だけだろ、と思うんだけど。(クルマ好きなら、そんなことは当たり前すぎて、別に指摘されなくても分かってる) また、この人のコラムの中でいい例として、FCAジャパンの広報さんは、職権で自社の扱うクルマを会社公認で通勤で使わせてもらい、その「おかげで」この方は自分の所有車はない、というのが挙げられているが、オイオイ、カーガイなら、そんな自社製品に乗ってるだけじゃ満足できないだろ、通勤は仕事の一環で自社製品に乗るけど、プライベートはTVRに乗ってます、とかなら美談だけど、自腹を切ったクルマは持ってないです、ってのがいい例になるんかよ、、って思った。安東なんとかって人、本当にクルマ好きなのか??? なんかズレを感じるけどなあ僕は。

僕のクルマ好きとしてのレベルがディープすぎるのか?? ナビカーズはもっとライトなクルマ好きが読む雑誌なのかな???

まあまあ読みごたえがあったのは、カバタさんのポルシェバイクの話とFRポルシェの記事くらいかな、、、  ナベ氏の記事はいつも面白そうなオーラが漂ってはいるんだけど、この人はどうもその自身のルックスへの無頓着さから好きになれないんだよなぁ。ま、清水和夫みたいに、妙に色気づいちゃって、全然似合ってない服を頑張って着ちゃってるのを見せられるのもイタイんだけど、、、

それにしても、カー雑誌って780円のイメージだったのだが、いつのまにか1080円にもなっててビックリ。給料は上がらないのに、モノの価格だけ上がっていくの、やめてほしいな、、、

僕が欲しいポルシェは、981ボクスタースパイダー、ケイマンGT4、初代GT3、991前期型、993ターボ、GT1、と新車じゃ買えないモデルばかり。逆に、興味を持てないポルシェは、2ペダル車、ライトサイジングターボ化されたモデル、右ハンドル車。でも、時代の流れは、僕が興味を持てないモデルが主流になってきてるんだよねぇ。いま乗ってる初代ボクスターをずっと乗っていくしかないかなぁ。左ハン、MT、6気筒自然吸気エンジンってのが、日本で買うにはものすごく贅沢な乗り物になっちゃいつつあるかも。

そうなったら、いっそのこと電気自動車でもいいかもしれない。全自動運転も、僕は否定していない、それはそれで楽しそう。だいたいからして、日本の場合、ほとんどのドライバーよりも機械が運転する方が上手だと思うので、周りみんな自動運転車になった方がストレスなくなりそう。

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