異国で考えた。日本の休日、祝日は少ないのか。そして日本改善論。



久しぶりに年末年始を外国で過ごした。
南国で過ごすと、年末気分も正月気分も全くなく、
まるでお盆みたいな感じ。

そして、ひな祭り感覚で、クリスマスが終わった瞬間から
ツリーをしまい、お正月モードに切り替える日本と
違い、外国ではいつまでもクリスマスツリーが飾られ、
クリスマスソングが流れていた。

シンガポールには4回お正月があると聞いた。
マレーの正月、インドの正月、中国の正月、
そして暦通りの1月1日、と4回あるそうな。

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例えば、よく聞く中国の正月、いわゆる旧正月って
いつなの? と聞いたら、年によって違うが、今年は
2月5日だそう。
何するか聞いたら、この時はどんなに遠くにいても
必ず家に帰り、みんなと会うんだ、と言っていた。
旧正月は2日間だそうなので、
え、でも例えば、夫の家へ1日行って泊まったら、
妻のところへはどうするの? と尋ねると
もう1日は挨拶まわりでいろんな人のところへ会いにいけば
オッケーとのこと。
でもお正月が2日だけなんだね。

日本ってなんだかんだ言って、12月28日くらいに仕事納めがあって
1月4日くらいから始まるから、
6日くらい休みになる人がけっこういるよね。
2日だけの旧正月と比べると長いかも?

そういえばオーストラリアのカレンダーとか、
祝日が全然なくてびっくりした覚えがあるぞ。
というわけで調べてみると、日本の祝日って
カウントの仕方によるけど、16日もある。
月に一回以上。
そして、祝日じゃなくても、その年末年始とか、
お盆とかもなんとなく休むから、けっこう
お休みたくさんあるよね。
欧米と比べて有給の消化率が低い、と言っても
黙っていても休みになる祝日の日数が
欧米諸国と比べてかなり多い。
例えばフランスは9日、
オーストラリアは11日のようなので、
祝日だけで5日多く、お盆や年末年始の休みを
加えればけっこう休んでるんじゃない?

これでさらに有給も頑張って全部消化すれば、
欧米諸国にさほど負けてないじゃん。

あとは日本はいかに労働時間を減らしていくかだよね。
僕は2018年からは超頑張ってなるべく労働時間を
短くするようにしているけど、これをどんどん
推し進めたい。
日本の抱える多くの問題
(少子化、モノが売れない、メンタル不調など)は、
労働時間を短くすることで解決するものが
多いんじゃないかなあと考えている。

あとは、規制緩和。
シンガポールでウーバーに似たサービスのグラブを
利用して、その簡便さに感動した。
超便利。
また、これによって他に仕事を持ちながら
気楽にタクシー稼業にのり出せるところも
世の中を変えるインパクトがあるよね。

収入源を複数持つ事ができれば
一つの会社だけじゃなくて、
あっちやこっちへひょいひょいと
仕事を変えていったり、
いろんな経験をしたりできるよね。
グラブは利用するだけじゃなくて、
ドライバーとしても気軽に空き時間に
仕事できたらいいよね。
実際、本業はレストランのオーナーだけど、
趣味で?、グラブのドライバーをやっている、という
方にも遭遇した。

さて今日の大発会は、前途多難の2019年を
象徴していたのではないかな、と思う。
2008年リーマンショックから10年、
2018年秋頃からそろそろ、って言われてきたのが
どうもここらで出てきたような。
オリンピックや大阪万博のパワーがあっても
先行きへの漠然とした不安のパワーの方が
上回る?
消費税の引き上げ延期、もう一回あるんじゃないかな、と
僕は予想。

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