【書評(読書感想文)】ティム・クック アップルをさらなる高みへと押し上げた天才


ジョブズの跡を継いで
アップル社を率いるクック船長こと
ティム・クック。

その人を通して、現代の企業論にまで
踏み込んだ力作!

sponsoredlink

交代当初こそ、
クックに、ジョブズのような革新が起こせるのか、と
不安視されたものだが、
2020年の今となっては、
クックが世界最高のCEOの1人であることに
異論がある人はいないだろう。

クックの取組を通して、
企業のあり方、時代の流れというものも知ることができた。

例えば、環境問題、プライバシー保護、
多様性、こういったことは、以前であれば
さほど重要に思われてなかったが、
現代では欠かすことができない事柄になってきた。

その要素に対し、ティム・クックはこれ以上ないほど
真摯に、そして積極的に取り組んでいる。

利益の追求よりも、環境やプライバシー、多様性に配慮した
企業を応援したくなるもの。
以前であれば、消費者はこれらの事項にさほど関心を
払っていなかったと思うが、現代では
上のことに配慮した上で経済活動を行う企業を
支援する、そういった企業の製品を買いたいと願う人は
多くなっていると思う。

クック率いるアップルはその流れにうまく載っているどころか、
リードしている。

僕が感銘を受けたのは、プライバシー保護の話で
FBIから、iPhoneのロック解除の要請があったくだり。

アップルは、クックは、
バックドアを設けることは
一件限りの対処にならず、何億人ものユーザーの
プライバシーのセキュリティの問題になりうる、として
断固拒否し、徹底的に政府と、FBIと戦うことにする。

この辺り、Twitter社とトランプ大統領の時にも感じたけど、
アメリカって現代でも、西部劇のガンマンみたいというか、
自分の信義に反することであれば
たとえ相手が政府でも、徹底的に殴り合うぞ! というところに
驚かされる。

政府や首相、警察の要請に、
自らの信義に反するから、ユーザーの利益に反するから、と
正面切って反論し、戦う気概のある
日本の企業ってあるのかな、、、と
思ってしまった。

アメリカ社会のそんな奥深さや、
意外と西部劇スリピッツが現代にも息づいている面を
知ることのできる本書だった。

アマゾンリンク貼っておきます。

ご感想はコメントをいただくか、
Twitterで絡んでいただくとうれしいです。

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA