社長の異常な愛情 または私はいかにしてポルシェをやめ、GRヤリスを愛するようになったのか


*タイトルは釣りです。ポルシェはやめていません

豊田章男社長から手紙が来て
そこには
「…リーマンショック以降の11年間、「もっといいクルマ」をお客様にお届けするために
コツコツと取組んでまいりました。」と。

この「もっといいクルマ」というのは
GRヤリスのことだろう、と。

というわけで、章男社長の挑戦を受ける
気持ちで、GRヤリスの試乗をしてきた。

*株主宛のレターです。

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試乗車はRZ ハイパフォーマンス。

普通のヤリスと並ぶ。

5ドアのヤリスとは明らかに別物の
オーラが漂っている。

リアフェンダーの張り出しがすごい。
また、屋根の絞りかたというか、
リア部分の下がりかたがすげえ。

そして、ルーフはカーボン。

リアハッチを
開け閉めしてみたら、めっちゃ軽かった。

後席には、一応?、ISO FIXもついてた。
このクルマなら、いい英才教育ができそう。


タイヤ、ホイール、気合入ってるね。

さて、ドアを開けて乗り込む。

クラッチは重いが、踏めないほどではない。
6MTがガッシャンガッシャン、なんというか、
明らかにものすごい機械を触っている感触が
ガンガン伝わってくる。

走り出す。

ポルシェとおなじ硬質感。
コーナリングでは、水平移動している感がある。
ほとんどロールしない。

シフトフィールは相変わらず大げさというか、
とてつもない機械を動かしている感がある。
GT-Rとか、蒸気機関車とか。
(運転したことないが、、)

前が開けたところで、少し踏んでみる。
3000回転を超えると、
もともとハイドだったのだが、
さらにハイド氏が、ハイド氏に変身?したかのように、
飛行機が離陸するかのように、
ポルシェのように、
車体がまるで軽くなったかのように
凄まじい加速をした!!!

ハイパースペースへジャンプするんじゃないかと思った。

この走りは、ポルシェだな、、、

そして、GRヤリスの元々小さく感じられる車体が、
さらに小さくなったかのような一体感を感じた。

これは、すげえマシンだ、、、

トヨタの、豊田章男の本気を見た。
来年の株主総会で、GRヤリスすごかった、って
伝えないといけないな、、、

さて、お店に戻り、
カタログ見ながら見積もりを作ってもらう。

その際に見ていて、
RZハイパフォーマンスが一番人気だろうとは思うけど、
RC、意外とよくね? と思った。

エンジン関係は同じ。
見た目も特にしょぼくなるってことはあまりなさそう?
ホイールはあえての17インチだけど、
18インチパッケージというオプションあり。
(18インチにするのは、46万のオプ、かと思ったら、
たったの4万6200円! やばい、ポルシェ価格と一桁違う、、、)

ディスプレーオーディオ、スピーカー、エアコンレス!

ディスプレイオーディオや
スピーカーのレスはいいけど、
エアコンなしはなあと思ったら、
エアコンは13万で装着可能。

インタークーラーの
冷却スプレーという萌装備も、
11000円で付けられる。

見積もりこちらももらうと、
RZハイパフォーマンスよりも
RCは100万円以上安い。

GRヤリス検討する場合、
何もなし好きの僕には、RCがいいかもなあ。

さて、訪問したトヨタのディーラーでは、
各テーブルに「朱肉」が装備されていて、
度肝を抜かれた。
いつでも契約オッケーなのか、、、

また、各テーブル脇にヘルメットが置いてあり
「これなんですか?」と聞いたら
災害がいつ起きても大丈夫なように完備しているそう。
さすがトヨタだな、、、

GRヤリスは、期待に違わぬスーパーウエポンだった。

ガシャガシャさせながら街を走るのは、
足代わりにするには大げさすぎる気がするけど、
ホンモノ感がすごかった。
魂を感じた。

営業さんは、しきりに
「高いですよね」
「GRコペンというのもありますよ」と
おっしゃっていたが、
いやいや、
あの性能とあの作りであの価格なら
全然高くないのでは? と思った。

トヨタが本気になると、とてつもない
クルマを造ることができるということがよく分かった。

ご感想はコメントをいただくか、
Twitterで絡んでいただくとうれしいです。

【追記】12月8日
島下さんがRCについて解説してる動画見つけました。

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