欲しいポルシェについて考える編


2021(令和3)年5月5日。
今現在の僕の考える
欲しいポルシェ、
カッコいいポルシェについて。


sponsoredlink

今、手元に
2007年11月号のENGINE誌がある。
創刊7周年記念特大号。
(ちなみに特別定価820円)

特集は
「古くても、新しくても、
ポルシェ911が欲しい。」

ラルフ・ローレン氏が表紙を飾り、
非常に力の入った号だ。

見所はいろいろとあるが、
例えば巻頭で
スズキ編集長が
964の中古を買いに行っている。
予算は300万円台。

見つけたのは。
シルバーのカレラ2カブリオレ。
4万1000キロで、
398万円、、、
2021年の目から見ると、
タダみたいな値段に感じるよね、、、


もしかして、14年後、
2035年の僕から見ると、
「うひゃー、2021年のころは
空冷ポルシェって1000万強で
買えたのかー。
タダみたいなもんじゃんね」と
思っている可能性もなくはない。

僕が最も印象に残ったのは
98ページ。
読者?の某大学病院の医局長を
務めるK氏。
(誌面では、病院名も役職も
氏名も出ているが、、、)

この方の、黒の993 カレラ4 MTが
めっちゃカッコいい。
2007年の僕もそう思ったが、
今もそう思う。
(2007年といえば、ライコネンが
フェラーリでチャンピオンになった年だ)

そして、K氏は、カレラ4について
「ターボ・ボディと同じワイドボディの
カレラ4Sを狙う人が多かったですが、
僕は見た目はフツーで中身が3.8ℓという
カレラ4が絶対いい! と思った」と語る。

2007年当時、僕は、
えー、中身はフツー(じゃないんだけど)で
見た目はワイドでカッコいい、
確かカバタさんいわく「ターボのターボなし」の
カレラ4Sが絶対いいじゃん、と思ったし、
その後、ずっと2021年初頭までそう思っていたのだが、
202年の半ばから空冷を探すようになり、
勉強し、お店の人と話し、
いろいろと車両を見ていく中で、
僕もK氏の境地にやっと達する事ができた。

つまり、中身はスペシャルで、外見フツーのモデルって
めちゃくちゃカッコいい。

この境地に達するのに、14年かかった、、、、

K氏、今もこの993カレラ4にお乗りなのかな。
K氏は当時、52歳とのことなので、
現在、66歳か。

氏の見た目もクルマも生き方も
クルマ哲学も、全てが超かっこいい方で、
これはもう完ぺきすぎて参りましたって
言うしかないレベルの方だな、と思う。

というわけで
僕は元々は

993・カレラ4S が一番かっこいいと思っていたが、
今は、ナローボディの993や964が
いいなあという感覚も出てきた。


もちろん今でもカレラ4Sもかっこいいと思っている。

そのことについて調べ、
研究していくと、
もう固まっていたと思っていた
自分の嗜好がまだ変わる余地が
あったことに驚く。

さらに調べたり、経験を積んだり、
人生経験を重ねていくと、
さらに別の境地に達する事ができるのかな。


もしかして、いつの日か、
やっぱりクラウンが最高、という
境地に達するという事がなくはない、って
ことなのか??

written with HHKB

ご感想はコメントをいただくか、
Twitterで絡んでいただくとうれしいです。

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA