某クルマ屋さんから電話。
空冷の相場が上がっちゃってねぇ、、、とのこと。
今から思えば、
1年前、コロナ禍の最中に
空冷を探し始めたのは、
最高のグッドタイミングだった。
あの頃は、一時的に相場が落ちていた。
(外国人バイヤーが買いに来なかった)
それから1年、当時と比べると、
2倍まではいかないけれど、それに近い
価格になってしまっている。
本当に人生タイミングだよな、、、
このごろ、
993MTも高いが、964MTはさらに高くなってね、と
お店の社長は言ってた。
僕的に、出すならこのあたりまで、というラインが
あるのだが、もうそれをはるかに超えてきてるような。
僕の場合は、一方で、今の自分の
半生を共にしてきたボクスターも好きだし、
別れるのがつらい、という面があるため、
なかなか、もう本当にこれしかない、という
クルマに出会うまでは踏ん切れない、というのがある。
*
そもそも、このボクスターと買うときにも、
一目で恋に落ちてから、実に9年を要している。
僕的に、空冷を買う上で
ストッパーになっているのは上のようなボクスターとの別れ、と
あとはEV時代になったら、ガソリンが売ってなくなっちゃうんじゃ
ないかという懸念。
ただ、2番目の懸念については、
ポルシェ自身が、ガソリン車を持続させるために
合成燃料を開発中とのニュースが流れたことにより、
とりあえず大丈夫なんじゃないかなあと思いつつある。
空冷は、もう値段は上がることはあれど、
下がることはないのかな、、、
いくらでも買う、という考え方もあるけど、
自分なりのラインで、その価格帯ゾーンにあるものを
書いたいという意識があるので、
なかなかうまくいかない。
「てかもう買えよ」と思われる方も
あるかもしれないが、
僕の場合は、うじうじと考えたり、
調べたり、話を聞いてくる時間も含めて?
楽しんでいる面があるかも。
それに、空冷を買っても、
きっと使い方は今のボクスターと同じで、
普段はカバーかけて保管しておいて、
たまに、充電兼ねて近所を走るくらい。
なんかそれももったいないような気が
するんだよなあ、、、
もっと人生グランドツーリング、みたいに
いっぱいクルマを走らせてあげられる方が
乗る方がいいかもなあとも思う。
*
織田信長の好きなエピソードの一つに、
いつも、信長は馬を全力で走らせていた、というのが
ある。
いざ、という時に家来たちとともに
ダッシュで駆け出すのだが、普段、
そこまで全力で走らせていない家来の馬が
へばる中、常に全力で走らせている
信長の馬はへばらず
走っていけるって、
なるほど、確かにクルマもそうだよな、と思う。
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