新しいCIを導入した新ポルシェセンター 植田へ行ってきたよ&考えたこと(炎上しませんように)

最新のコーポレートデザインを採用した新車販売拠店として
国内一号店であるポルシェセンター植田よりグランドオープンの
招待状をいただいたので、ノコノコと行ってきた。

すごすぎた。
そしていろいろと考えさせられた、、、

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まず、ディーラーへ到着する。

平面の駐車場には華麗な新鋭ポルシェたちや
どでかいメルセデス、過激な他社製スポーツカー、
真っ黒の最新ディフェンダーなど
なんか噛みつかれそうな鬼みたいな顔した
ド級のクルマが並んでいた。

グランドオープンとあって、スタッフの数もものすごい。
駐車場係の若いセールスさんも、
腕時計がグリーンベゼルのロレックスだった、、
すごい、ポルシェセンター、この時点で既に豪気です!!

新CIのポルシェセンターは、まるで
ミュージアムとかテーマパークみたい。
角に入口あるって好きだな。

大勢のスーツをパリッと着た
イケメンの営業さんたちに誘導され、
中で、アミューズメントパークの窓口というより
高級ホテルの受付的なブース?で
個人情報の記入。

ここでは、若く、美しいアテンダントさんのような
女性が多数対応にあたっている。

普段、若い女性に接することが絶無な環境で
勤めているIT系のオジサンにとっては、
なんかもう竜宮城に来ているかのよう。

1〜3階までご覧いただいてけっこうです、
お飲み物のサーブもあります、と
アテンダントさんに言われて
探検開始。

1Fはクルマ(レーシングカーもあり)の展示や
ドライバーズセレクション、ピットなど。
2Fは空中廊下的な配置かつ
コンサルティングルームがいくつもあり。
そして3Fはオーナーズラウンジ。

エレベーターを出たとこ。

むっちゃハイセンス

B&Bイタリアの椅子に座る。
形もめっちゃかっこいいけど、
座り心地もいいね、、、
あとで調べたら、これかな??
Almora ARMCHAIRS
え、200万円近くするおイスだったのかな、、、

アテンダントさんがお飲み物いかがですか?
とのことで、炭酸水をリクエストすると
サンペレグリノがボトルで。

お菓子もおいしかった、、、

くつろいでいたら、担当営業さんが登場。
こちらの植田の所属になるそう。
長久手は、認定中古車センターとなり、
新車買うときは植田でないといけなくなるんだそうな。

長久手が近くて良かったのだが、、、、
まあ、植田もそんなに遠くないけど。

3Fにはテラスもあるので、ご覧ください、とのことで、
見に行く。

周りの景色がアレだが、
こういう空間があるのがいいね。
てかもうディーラーの枠を完全に飛び越えていて
ホテルとかアミューズメントパーク、美術館レベルだよ!!


ダイソンって書いてある水栓。
見たことない。
カッコいい。

一通り見学し、夢見心地で
そろそろお暇しよかなーと思っていたら、
1Fで物腰柔らかな紳士的な営業さんが
話しかけてきた。

いやー、感じいい人だなーと思っていたら
マネージャーの方だった。
もう話していて全くストレスなく、
心地よくさせてくれるその雰囲気、話術、
物腰、すごすぎる。

なんか、駐車場のクルマ、
ディーラーの建物、空間、
スーツ姿の営業さんたち、
美しいアテンダントさんたち、
ラウンジ、
全てに圧倒され、刺激を受けまくった。

ああ、ここのコミュニティーに所属するために
ポルシェ買いたくなるなあ、これは財布の紐が
ガバガバに緩みまくる舞台装置だなと考えていた。

マカンでも買うかーというマジックがかかりまくった。
*で、調べてみたら、いつの間にか
価格がグングン上昇し、今ってマカンって
754万円スタートなの?!?
僕は過去に何回か本気でマカンの購入検討、
商談したことがあり、600万円台のクルマって
認識だったのだが、、、

さて、さらにここで考えたことだが、
ミュージアム+アミューズメントパークみたいな空間、
ラウンジに美しいアテンダントでまるで
空港のラウンジにいるかのような非日常感(また
飛行機に乗って旅行に猛烈に行きたくなった)、
スーツを着た物腰柔らかく、巧みな話術の営業さんたち、
高価な調度品、豪華な飲み物やお菓子など
これらははっきり言ってクルマの出来と関係ないといえば
関係がない。
でも、一見無駄というか無関係に思えるこれらがあるために、
高価な車を買いたい、このコミュニティーに所属したい
この空間に相応しい存在になりたい、と強く思い、
それがクルマの購買意欲に強く結びつく、ということを
感じた。

翻って、今僕が、クルマ単体としては
新車のポルシェと同じかそれ以上に魅力を感じている空冷ポルシェ
たちは、上のようなものは何もない。

*特定のお店を指すのではなく、全体としての感じで述べる*
豪華なショールームも建物もない、
美しい受付嬢も飲み物を運んでくれるアテンダントもいない、
F1のピットみたいなきれいなピットもないし、
スーツを着たイケメン営業マンもいなく、
怪しいアロハを着たオジサン社長がやっていたりする。

もちろんこれらは悪いことではないし、
新車ディーラーと中古車屋さんで違うのは了解している
ことではあるが、4桁万円のお金をバーンと
使いたくなるのがどちらかというと、
新車デーラーじゃないかなあ、と僕は強く感じた。

*もし、空冷ポルシェを新車ディーラーで売ってくれたら
もう間違いなく買っている。

中古車屋さんは、以前の、200〜400万円ぐらいの頃の
中古ポルシェを買うお店としてはなんら問題なく
むしろ好ましい雰囲気だと思うのだが、
4桁万円になった中古ポルシェを買う、買いたくなる舞台装置
に相応しいかというと、やっぱり
新車ディーラーの方が、お金を払いたくなる
舞台だよね、と思ってしまった。

こんなこと思ってるやつは
空冷買う資格なし、なんていうことも
十分承知の上だが、あまりにも素晴らしすぎる
新ポルシェセンターを知ってしまったが故に、
そんなことまで考えてしまった。

ちなみに帰りはそのマネジャー氏から
「ぜひこれ持ち帰ってやってください」と
大きなポルシェの紙袋をいただき、
中は焼き菓子が入っていて、
奥様のハートもがっちりつかむ作戦まで
新ポルシェディーラーは完ぺきです。

いやあまいった。


てか、イマココまで書いて思ったけど、
新車のポルシェディーラーみたいな雰囲気にして、
美しい受付嬢、イケメン営業マン、ラウンジまで
完備した空冷ポルシェ専門店って
ありそうでない業態なので、
やったら案外いけるのでは????

いや、令和の今、空冷買う人は、
そんなの求めてなくて、
頑固一徹、ポルシェ一筋30年、
みたいなオヤジから
町工場みたいな店で事務机で
麦茶飲みながらポルシェ談義
しながら買うモンだよ、
という主張も大いにうなづけるが、
ここまで空冷の値段があがっちゃった今、
僕が構想する「新車ディーラーみたいな
雰囲気で、空冷ポルシェを買いたい」という
お客さんも結構な数、いると思うんだけどなあ。


空冷と最新鋭ポルシェの狭間にいる
セミクラシックカーの僕の愛車の写真を
最後に張っておきます。

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