レクサス・LX600 威風堂々 横綱、小山のようだ。


さて、LX600の試乗車の用意ができたということで
乗ってきた。

LX570の頃から憎からず思っていたのだが、
満を持してのフルチェンで、
最高に磨きがかかった完全体へと変異した
感のある出来栄えだった、、、

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最近のトヨタ、豊田章男は出すクルマ、
出すクルマ、ホームラン級の傑作ばかり。
こちらのLX600も、ついにレクサスのエース、
キングの象徴である「600」を襲名しただけあって
その気合の入り方、出来の良さは半端ではなかった。

その存在感は、小山のようだった。

そして、ラダーフレームの
本格オフローダーが本質のため、
乗り心地はジムニーと通じるある種、
クラシックというか、トラック的なものが
あるはず、と思っていたのだが、
それは微塵もなく、3.5リッターターボは
まるで往年のBMW・シルキーシックスのように
シュワーーーっと噴け上がり、普通に街を走っていても
気持ちいいことこの上ない。

目線が高いだけでまるでE36やE46のように
俊敏に走る。

これってスーパーマシンでは、、、と思った。
レクサスの旗艦(フラッグシップ)は、
LSよりもLX、ってことでこれからはいいんじゃないかな。

*2030年には、LMが旗艦になってるかもしれないが。

まるでスポーツカーなGクラスと比べると、
LXはとても出来の良いスポーツセダン、的な
感触を覚えた。

気になった点は、レクサスが悪いわけじゃないが、
デジタルルームミラーは慣れるまで目の焦点がなかなか
合わないね。いっそのこと、ドアミラーもデジタル化してくれると
目の焦点合わせのロジックが統一できるのだが
ドアミラーは焦点を遠くに合わせ、ルームミラーは
近くに合わせるってのに試乗中だけでは慣れなかった。

もう一つは盗難問題。
担当セールスさんによると、先代LXは
セールスさんのお客さんで言うと3分の1が盗まれたそう。
え、3台じゃなくて、3分の1っすか!?!
やはりとてつもなく盗難に遭いやすいそうで、
純正の防犯装備+1(市販のセキュリティ)は必須といった
感じだそう。

まじか、、、

さらに言えば、納期。
ランクルも長いが、LXは1年程度という噂を聞いていたものの
実際は3年以上を見てください、って、、、
今注文して、来るのが2025年か、、
人生が流動的すぎて、そこまでの納期を覚悟して発注
できるんかな。
ジムニーの納期1年もビビったが、
半導体不足の昨今、もう1年や1年半の納期はザラで
驚かなくなったね。

この辺りのことが正常化する日が来るのだろうか、、、

とはいえ、クルマの出来はとてつもなく良かったです。

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