スターウォーズの日 May 4th be with you!!

マンダロリアンが良い。

幼い頃からスターウォーズサーバントだった。
エピ4や帝国の逆襲は、何十回も見た。
そう何十回。30回では済まないな、
多分50回ぐらい見ている。

実家にシアターを作ったのもスターウォーズを
大画面で見るため。スターウォーズがなかったら
シアターは作らなかった。
竣工時に、SWファンの友人らとSW一気上映会をしたのも
とても楽しかったなあ、またやりたいなあ。

さて、そんな僕だが、

sponsoredlink

続3部作のあまりの商業主義、ご都合主義、
行き当たりばったり感、ポリコレに塗れた
ディズニースターウォーズにすっかり
白けてしまい、数年間、スターウォーズからは
すっかり心が離れていた。

そんな僕をガツンと目覚めさせてくれたのが
マンダロリアン。
スターウォーズのスピンオフは大量に作られているが、
どれもはっきり言って熱狂するまでのレベルになかった。
そもそも、大量に作りすぎ。
そして、SWあるあるだけど、後からその設定がなかったことに
されることがあって、なんかあまり真剣に見る気が
ならないというか。どうせなかったことになるんでしょ、って
シャに構えてしまうというか。

ところが、マンダロリアンは、違う。
この無頼感、西部劇感、何がなんだかよく分からない
西洋人が考える侍や禅の哲学、みたいな精神性、
メカ臭さ、
そうそうこれこそが、オレが求めていたスターウォーズの世界だよ!!

ディズニーはこの路線で正典ともいうべき
映画のスターウォーズを作りべきだった。
ルーカスは、SWを絶対に売っちゃダメだった
庵野秀明みたいに、どんなに苦しんでも
自分でスターウォーズを作り続けるべきだった。

いいねぇ、この世界観。
個人的には、ベイビーヨーダもいらんかなーーと
思うけど、まあそれくらいは許してやろう。
マンドー(この呼び名の方がしっくりくるなあ)が
ナブーN1スターファイターの改造機に乗って
飛び回り、「ドロイドは嫌いだ」と呟き、
漢気あふれる姿を見せまくるの、シビれる!
(そういえば、ボバ・フェットも途中で
「マンダロリアン シーズン2.5」といった
感じになるのでそこは必見。
個人的には、ボバフェットは極悪でいて
ほしかったので、昨今のポリコレ的に
ボバの愛機「Slave2」という名称が
使えなくなっていたり、そもそも
ボバ・フェットシリーズで
ボバ・フェットが「ダイミョウ(大名!)」になって
いい人になっちゃったりしてるのがとっても不満。
極悪の限りを尽くしてくれよお、ディズニーの
こういうところが嫌いなのだ。
まあ、このボバがいい人になっちゃってる
くだりは、お得意の「なかったことにする作戦」で
きれいさっぱり設定自体を消してほしい)

*ちなみに。マンダロリアンでは
僕はシーズン2、特にラストが好き!
旧三部作が好きな人は、感動の涙なしには
見られないシーズン2のラスト。
シーズン3は、まあ面白かったけど、
なんというか、マンドーの孤独さとか
悲哀、カッコよさから、別の方向へ
物語の中心がズレていって、マンダロリアンの
そもそものコンセプトが揺らいできている気がしている
元々はマニアックに作っていたのが、大人気化してきて
大衆向け、薄まってきたような気がして
ちょっと心配、シーズン4や、数年先に出るという
続々三部作?で結局またポリコレ満載になっちゃってないか、
心配だなあ。もうお子ちゃま向けスターウォーズと
旧来のスターウォーズファン向けと、別々に作ってほしい。

マンダロリアンでSW熱が復活した僕は、
久しぶりに「帝国の逆襲」も見てしまった。
今見ても古くないなあ。いや古いけど、
面白いなあ、傑作だなあ。
結局、その後のスターウォーズは、
この帝国の逆襲を超えられていない気がする。

*今の僕の英語力で見直していて、
字幕はこうだけど、英語ではハン船長は
こう言ってるのか、みたいに気づく点がいくらかあった。
もう何十回も見ていても、まだ発見があるのね。

さて、話戻すと、マンドーは、ハン船長に似たカッコ良さ、
無頼、無骨、
正論の正義でなく、現実と折り合いをつけた正義、
といったところに魅力があるのかも、と思った。

久々に僕のスターウォーズ熱に火をつけた
マンダロリアンに乾杯!

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA