久々の家活(イエカツ)と毎度の家についての考えること

しばらくやる気をなくしていた
引っ越し計画&家計画だが、
近所の分譲モデルハウスが完成で、
予約なしで内見可能ということで
見に行ってきた。

結論から言うと、しっかりコストをかけて
造られた家はやっぱりいいなあと思った。

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最近、イエカツにやる気をなくしている原因の一つは、
最近の資源高、大工さんの人件費高騰で
家が(空冷見たく)バカバカしいほど高くなって
しまった、というのがひとつ。
だからといって、コストを重視した家を見ると
画一的でコストダウンが目に付く造りに
興醒めしてしまい、だったら賃貸でええやんと
思ってしまうのがひとつ。

見に行った分譲モデルハウスも、
非現実的なほどの高価格が付けられているため、
この物件を買うということはないだろうけど、
コストをかけて、しっかりデザインされ、
素材とか細部に凝って造られた家はやはりいいな、
と思い、家に対してやる気が少し回復した。

あとは価格とどう折り合いをつけるかということ、
投資家脳となると、家はどうしても経済的合理性の
観点から考えてしまうのだが、
土地には資産性があるものの、日本においては
資産価値がだんだんなくなっていく家に
お金をかけることを自分が納得できるか、
という元の問題に向き合う必要があるんだけどね、、、

そもそも、僕は日本社会が生きづらい、
なんかアクセクしていて幸福度が高くない
理由はいろいろあると思っているけど、
そのうちの一つに、せっかく何千万もかけて
建てた家が一代しか持たず、資産がストック
されていかない、ということがあると思う。
諸外国においては、家はしっかり資産であり、
売って住み替えるもよし、数十年レベルではなく
100年単位で長持ちするため親や祖父母が
建てた家がまだ現役で住めるため
先祖の家があれば
家にかけるコストを負担しなくても良いという
ことから、かなり経済的に楽になると思っている。

日本が高級取りの豊な社会だった時代は
よかったかもしれないが、これだけ
日本社会が「安い国」となり、
所得が全然伸びず、以前は
高給の代名詞だった日本人社員たちが
むしろ世界的に薄給で、
外国人が日本のことを「安い、安い」と
大喜びでやってくるような国になってしまった今、
家にこれだけのコストをかけることを
やっていていいのだろうか、、という哲学的な
問いがある。
もっと言えば、この先、少子化で
人口激減時代を迎えることは
明らかであ理、どこかの段階で
土地や家の相場が暴落するのではないかと
予想しているのだが、
そう予想しているにも関わらず
ウッドショックや職人不足からくる人件費高騰で
高価になりすぎた家を購入することが
果たして正解なのか、バブル期に高額な
ローンを組んで、バブル後に後悔することに
なった人たちと同じ轍を踏むことになって
しまうのではないかと躊躇する気持ちもある。

といろいろと考えているが、
家についてもこの数年、真剣に研究、検討してきて
自分は普通の建売を買って満足できるような
人間ではないということがはっきりしてきたので
(めんどくさいやつなんです、「結婚できない男」
(好きなのは2じゃなくて1の方)の阿部寛に共感しまくり)
選択肢としては、

それでも全てをぶっちぎって
設計事務所に頼んで新築、

中古戸建を割安で買って
建築家に頼んで魔改造リノベ

しかないかなあと思いつつある
今日この頃で御座います。

どこに建てるか、買うかという問題もあり、
最適解は、高くても狭小でも
都会の駅近の土地、というのは
理解しているのだが、諸事情でそれが
難しいかもしれないので、
となると今住んでるあたりは
いろんなところに出かけるのに超便利
(駅は遠いけど)でいいけど、
 別にここにずっと住んでる必要ないよなあ
会社も近くないし、とか
飛行機好きとしては県営那古野空港あたり
いいなあと思うけど、電車に乗るには
不便だなあとか(移動はほとんどクルマなんだけど)、
弁天ヶ丘周辺もやっぱり好きだなあとか
そもそもそこからまだまだ悩み中だったりして。
本当に3年以内に引っ越しできるんだろうか、、、

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