黒川紀章研究 中銀カプセルと昔の記憶

以前より関心のあった常滑のINAXライブミュージアムだが、
過日、解体されてしまった黒川紀章の中銀カプセルタワーの
カプセルが期間限定で展示してあるということで行ってきた。

sponsoredlink

実物を見た印象は、
こんなに小さいのか、、、、

中へ入ることはできなかったので、
窓から覗き込んだ。

昔考えたSFというか未来感があった。
いやでももしかしたら、この広さ(狭さ)で
十分なのかもしれない。むしろ落ち着くかも。
大都会にこれだけのスペースを確保できたら
人生が楽しくなりそうかもワクワクしそう、と思った。

それにしても、稀代の大建築家・黒川紀章の
代表作の中銀カプセルタワーでさえ、
解体されてしまうって狂気じゃないかな、、、と思う。
個人の力では難しいのであれば、
もうちょっとこうなんとか日本国として、
守っていくことはできないものだろうか、、と考えてしまう。

INAXミュージアムの他の展示では、
昔の窯業の写真展示もあった。

祖父が陶業だった僕は、
あ、そうそう、じいさんの町工場、
こういう感じだった!
と非常に懐かしかった。

最近、テクノロジーの進歩や人生100年時代といった
未来への期待もあるけども、自分の個人的なライフワークとしては
昔のものを復活させたい僕としては、
ずっと大切に乗ってる今の愛車を新車当時の姿に
戻していくこと(究極の目標はドイツ本国へ送って
本社工場でレストア)と、
じいさんの町工場の完コピをするというのがある。

愛知県瀬戸市の「瀬戸染付工芸館」ではその建物の佇まいや
何より工房の香りが「あ、じいさんの町工場と同じだ、、、」と
久しく忘れていた感覚を思い出した。
常滑の「INAXライブミュージアム」の写真展示からの
じいさんの町工場を連想した。
僕のライフワークとしては、いつかは実現したい夢として
温めていきたい。

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA