さて、レクサス・ LBX MORIZO RRが
納車されて1ヶ月。
ほぼ毎日乗って考えたこと。
今まで乗っていたのは、
ラジオすらないクルマばかりだった原始人なので
とにかくアップルカープレーの便利さ、
楽しさに圧倒されている。
武闘派レクサスたる森蔵はいいクルマで、
アパートの大家さんや周りの人からも
「いいクルマ買ったね」と言われるほどで
僕の中でもとても最高なクルマと思っているが、
その「最高」と思ってるうちの50%ぐらいは
アップルカープレーの好印象からかもしれない。
残りの45%が走りの良さ(ポルシェ級)。
あと5%が、ブランド、ステイタス性、周りの高評価かも。
正直、形や内装は特に好きではない、というか
ドイツ車の方がセンスいいなあと感じる。
主に通勤の駅への足として使っているが、
当たり前だが、レクサスが高級すぎることに
ちょっと違和感がある。
荒野というかコンクリートジャングルたる
会社へ行くのに、ジムニーは気持ち的にも
ピッタリだった。
レクサスは高級すぎて、
このままグランドツーリングとか
高級旅館へ向かうには最高にフィットするのだが、
カイシャへ行くという気持ちとちょっとフィットしない
ところがあるように思う。
また、アップルカープレーが楽しすぎて、
街中を運転する楽しみに勝るかもしれなくて、
もういっそのこと、自動で走ってくれ、と
(このペトロヘッドの僕でさえ)思ってしまう。
今まで、ボクスターやジムニーに乗っていて
そう思ったことは皆無なのだが、
レクサスに乗っていると、MTのMORIZO RRでさえ
もう運転はいいからやってくれよ、僕は
カープレーで遊んでいるからその間に
目的地へ連れて行ってくれよ、という気分になっていて
驚く。
逆説的だが、森蔵に乗ることによって、
FSDがものになったら、テスラ・サイバーキャブを
買うんじゃないかという気持ちになってきた。
5年後、10年後の僕のカーラインナップは、
サイバーキャブと、趣味として純粋に運転する
楽しみを追求した古いポルシェとか、セミクラシックの
V8フェラーリとか、福野礼一郎氏が購入されたと聞いて
俄然気になり始めたスーパーセブンのタッグに
なってるような予感がし始めている。
でもMORIZO RR、気に入ってます。
本当にいいクルマ。
ジムニーの時は、週末にはボクスターに乗りてぇ! と
禁断症状が出てきたのだが、
MORIZO RRだと、それがあまり出てこなくて、
それがいいのか悪いのか。
でもボクスターに乗ると、圧倒的に
軽くて、小さくて、まるで小舟かグライダーに
乗ってるかのようで、楽しい。
比べるとMORIZO RRは、ゴリゴリのマッチョに
抱き抱えられてるかのような安心感?がある。