河村幹夫氏の
「五◯歳からの人生設計図の描き方」を読んでます。
この先の人生については、
今の時代、選択肢が多く、
また長寿命かにより期間も
長くなっているので、
この時点で、どうやって生きるのか、
何をしていくのか、
そして何がやりたいのか、を
考えるのが重要だと思っていたら
なかなかズバリなタイトルの本だったので
手に取ってみた。
この本自体は20年以上も前の本なのだが
（実際、人生80年時代、と書いてある。
最近出た本なら、人生100年時代って書くよね）、
書いてあることは今の時代に通用する。
この20年で、人生が20年も伸びたのであれば、
じゃあ20年後の2045年には、人生120年時代、と
言っているかもしれない。
マジな話、生成AIが劇的に世の中を変えつつある意味、
僕ら世代以降は、
不老不死を実現する可能性すらあるのでは
ないかと僕は考えている。
実際、60歳定年が義務付けられたのは
1998年。まだついこのあいだじゃないか。
僕が新入社員だった頃（2000年代初頭）は、
60歳の人ってもう
かなりのおじいさんおばあさんで、
定年時には溌剌としている人は
少なくて、ヨボヨボだった記憶がある。
それが2020年代の今では、
60歳はかなり若い。
ひと昔前の50歳か、下手したら４０代ぐらいの
感じではないだろうか。
さて、となると今後、より寿命や健康でいられる期間が
伸びると考えられるが、何をしていくのかというのは
重要だ。
僕の人生の師匠も繰り返しおっしゃっているが、
ここからは本当にやりたいことをやるのがとても大事。
自分で自分に変なストッパーをかけるのはやめて、
恋に落ちたように、夢中でやりたいことをやるのが大切。
時代の流れ的にも、ロスジェネ世代の僕らが
若い頃は、一流大学へ進学し、
新卒で大手企業に就職、
入った会社でとにかく食らいついて
出世を目指す、という生き方しか
考えられなかったが、
今やそのような生き方は古くなりつつあり、
副業や転職、フレキシブルな働き方も一般的となり、
また以前とは違い、大手企業や省庁までもが
社会人経験者を公募する時代となった。
ストレートなキャリア形成だけでなく、
いろんな道を考えることが可能となって
生きやすい、働きやすい世の中になったんじゃないかな。
ということで本題に入るが、
僕がこの先、本当にやりたい！ と思うことを
挙げてみる。
思考実験としているので、ひとまず実現可能性は
置いておいて、考えつくものを挙げてみたい。
・好きもの限定の中古車屋さん
＊極上中古車を作る方法 みたいなことを
いつもやっていて、本当に気に入ったお客さんしか
相手にしないとか笑
そんなお店の頑固親父？になってみたい。
まさに好きなことだけやる状態。
本当に好きなクルマはポルシェ・９１１なので
９１１限定のオンリーショップとか？！
・京都大学経営管理大学院（いわゆるMBA）
高校時代、とある事情で京都は受験できなかったのだが、
京都が大好き、京町家にも絶対に住みたいと考えている
今、京都で学ぶって最高にやりたい。
京大MBAは、出願時の説明に会社を辞めるか休業して来い、
と書いてあるぐらいなので、本気のコミットメントが
求められ、また知人の大学のセンセによると
現役世代のトレーニングを目的にしているので
国立大学院は、定年後では受からない（社会への還元が
できない）とのことで時間制限もあり挑戦するなら
早いうちか、と考えたり、悩ましい。
・ロンドン移住
世界で一番好きな街は？ と言われたら
やはりパッと思うのは倫敦。
（ニューヨークはまだ行ったことがないので
行ったらすきになるかも？）
そのロンドンに住んでみたいなあ。
駐在で行けたら一番いいんだけど、
弊社ロンドン事務所、あるにはあるが、
現在の僕のポジションからだと狙いにくいため
可能性は低い。
ロンドン駐在を本気で目指すなら、転職する方が
可能性は高い。
・心ゆくまで自分の好きな建築
坂茂氏、妹島和世氏に依頼して
ガレージを建てたい。
その立地の街並みにマッチしたスタイルで建てたい。
いや、そんなの資金的にもだし、
何よりそのレベルの建築家に頼むなんて無理だろ！
って分かっているけど、ここは
実現可能性は無視してやりたいことを挙げる場なので
記しておく。
・飛行機の操縦免許
今からエアラインパイロットになるのは
さすがに無理だと思っているが、
趣味で飛ばす、飛ぶであれば不可能ではない。
プロペラ機が現実的な選択肢であろうが、
F1好きとしては、ホンダジェット気になる。
GMOの熊谷さんみたいに、ホンダジェットで
縦横無尽に飛んでみたい。
・センチュリSUV、フェラーリ、ロールスロイスのビスポーク
空冷ポルシェやセミクラのV8フェラーリが
趣味として欲しいのだが、
新車でないとできないビスポークも興味がある。
日本人として、センチュリSUV、
クルマ好きの永遠の憧れとしてフェラーリ、ロールスで
実現したい。
・国家公務員総合職に転職
ロスジェネ世代の僕らは、
国家公務員・一種（当時）どころか、
その辺の市役所、町役場ですら超スーパーウルトラ難関で、
キャリア官僚になるなんて夢のまた夢、
今で言うと、金星へ宇宙旅行する、ぐらい現実味がなかった。
＊とはいえ僕の研究室の1年後輩が外務省に受かったので、
え、本気でやれば受かるのか？！ と思った覚えがあるが、
第二新卒なんて言葉がまだなかったあの時代はとの祭り。
その思いを心の片隅にずっと抱えているので、
2025年の今、省庁が「社会人採用！」なんて
やってるのをSNSの広告で見かけると、時代は
変わった、、、と思う感がすごい。
ただ、表向きは63歳まで受けられる省庁の社会人採用だが、
一方で氷河期世代向け採用は一回やっただけで
その後とんと沙汰がなくなるなど、
結局は僕らより一回り下世代を採りたいんだよなあという
ホンネが見え隠れして、どこまでも
社会から塩対応される氷河期世代笑
・ウォーレン・バフェット級の投資家になる
いろいろ書いてきたけど、
趣味と実益（と生き残り）を兼ねて
やってきた投資活動。
ビギナーズラックで勝ち、その後、
勝ったり負けたりだったけど、
ちゃんと古今東西の名著を読んで勉強し、
トレードの記録をつけることで
だんだん勝てるようになってきた。
上で書いたことの中で、
バフェット級の投資家になる！ というのが
案外、実現可能性が最も高いのかもしれない。
ボケ防止にもなるし、生涯勉強、
また生活防衛のためもあって投資活動は
引き続き、続けて参りたい所存であります。
とまあいろいろ書いてきたけど、この辺りが
今の僕が、本当の本気でやりたい！！ と
思うことかな。
もう夢中になって、寝食も忘れて、
「これがなきゃ生きていても仕方がない！」級に
熱中できること見つけて、
それがうまく行けば仕事にもつながったりして
この先の人生を支えていく柱になったりすると
いいなあとか思ったりしながら生きている
2025年です。
とりあえずiPhone Airも欲しいです。
