人生には勝負する時がある。プロゴルファー、大脱走、スターウォーズ。


成功している人は、人生で勝負している瞬間があって、
それに勝ってるんだよなあ、とこの頃思う。
そう思ったのは、プロゴルファーの渋野の記事を読んだ時。

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その記事では、彼女の初優勝の時のことが書かれていた。
ショートホール。多くのプレーヤーが手堅くアイアンで刻むその
ホールで、渋野は迷うことなくドライバーを手にした。
その時に、記者は、ああこの人は勝負師だな、と。
例えこの日、優勝できなくても、遠くない将来に
優勝する器だな、と思ったと記事にはあった。

勝負所で、大勝負ができる人が大成する人なんだよな。

少し事例としては違うが、C・ゴーン。
あの脱出劇も、もしかしたら人生の全てを失うかもしれない
リスクをかけた一発勝負だったよね。
当然、脱出をやらない、という選択肢もあったと思うが
そこにかけて、その勝負に勝ったのがゴーンだよね。
行為の是非はともかく、ああいった大勝負を計画し、
実行してしまうというのがやはり常人とは違う世界で
勝負してきた人なのかな、と思った。

そして、スターウォーズのCGをつくった
成田昌隆。
証券マンで、NY支局長まで務めたのに、退職して
ゼロからの挑戦でハリウッド、
CGモデラーとして挑戦していくって
すごいな。

独身ならまだ分かるけど、
40代、妻と子ども2人いる状態で、
異国で、証券会社をやめて挑戦できるかといったら、
できない。
現在は夢を叶えて、ILMでスターウォーズなどに
取り組んでいるって
まさにアメリカンドリームを体現している。

僕が、今、「ポルシェをつくりたい!」といって
あてがないのに会社をやめて、
ドイツのポルシェ本社で働けるように
求職活動を始めるようなものだよね、、、

あるいは、パイロットになるぞ! といって
会社やめて、
パイロットの免許取るために
学校通い始めるとか。

今の僕はとてもそんな挑戦はできない、、、
だからこそ、成田さんはすごい。すごすぎる。
尊敬。

成田さんが最初、CGでなかなか芽が出なくて、
プラモデルの世界では全米ナンバーワンになり、
それがのちにCGの世界でもつながっていくってところ、
S・ジョブズの点と点がつながる話みたいだ! と思った。

そして、なんとなく「もしや」と思ったのだが、
少し調べてみたら、僕の先輩だった、、、
こんなにも偉大な人がいるなんて、励みになるね。

僕も、人生、この先が見えてきてるなあ感があって、
ライフシフトというか、
この先の人生でもっと大成するためには
この辺でギアチェンジする必要があるとは
この数年思っているんだけど、
自分のここまでやってきたものを
失うのが怖い、というのが強くて
なかなか一歩を踏み出すことができないよな、、、

成田さんも言ってたけど、
やらなかった後悔、というのは
ものすごいものがあるので、
やりたいことはやっておかないと、、
とは思うんだけど、
なかなかどうしても惰性で過ぎてしまう毎日。

若い頃、僕にとってはボクスターを新車で買ったのは
当時の僕にとってはけっこう大勝負だった。
結果、すごく人生が開け、
いい友人とたくさん知り合うことができ、
今でもあの時、ボクスターを買うという挑戦をしていなかったら、
現在の自分がどうなっていたのか、と考えると恐ろしいくらいだ。

最近の僕はすっかり挑戦をせずに、
堅く慎重に石橋を叩いてばかりいるような気がする。
何かに挑戦していかないと、殻は破れない。

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