ポルシェ・993を追え 「一番乗りたいクルマは?」というクルマ好きの究極の問い


このところ、いろいろなクルマについて考える中で、
「本当に乗りたいクルマ、一番好きなクルマ」って
なんだろう、、、という
クルマ好きにとっては根源的な、
まさに究極ともいえる問いについても考えている。

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例えば、今はディフェンダーやGクラス、
GRヤリス、ランクルにアルファード、
ベルランゴ!、ムルティプラ、
トゥインゴ、スマート、エリーゼに
LC500コンバーチブルまでいろいろなクルマが
本気で気になっていて、
できることならみんな乗りたいが、
物理的、時間的、経済的にそれはできない。

また、それらのいずれかのクルマを購入するということも
数百万円単位のお金を使うことになる。

であれば、そのお金を一点集中投下することで
本当に欲しいクルマに乗るってのもありなんじゃないか、
いやむしろクルマ好きとして生まれたからには
本当に好きなクルマに乗っておかないといけないんじゃないか、
今際の際に、後悔するんじゃないか、、と思う。

そしてそれが
マクラーレン・F1だったりすると、さすがにちょっとムリかな、、と思い、
F40であれば、F1よりは現実的だが、
まだ遠い、

そしてそれが、妥協ではなくて、
993であれば、グッと身近になる。

993であれば、と書いたが、決して
993でいいや、というわけではなくて、
本当に好きなクルマだ。

学生時代、京都で、京都ナンバーの
黒い993ターボが京大近くの道を爆走していくのを見て、
なんてカッコいいんだ、、、
宇宙船のようでいながら、有機的というか、
生き物みたいで、ほかのクルマたちとは全く違う
そのフォルム、その音、その走りは
今でもこの目に焼きついている。

そして、過日、その時の京都ナンバーの993と
生写しというか、まるでタイムスリップして
あの学生時代からやってきたかのような
黒い993を見かけて、思わず写真に撮ってしまった。

こちらは、カレラ4Sとリアに書いてあるが、
ターボの羽根?
いや、確か、993のカレラ4Sって、
ターボのターボなし(笑)、というか、
見た目はターボだけど、中身はターボなしという
仕様だったっけか?

ピッカピカ、、、

そしてこのコンパクトさ。
ヌルッとしか生き物のような感じ。
それでいて、タフでふてぶてしく、
21世紀どころか、22世紀、23世紀まで、
少なくとも僕よりも遥かに長生きしそうな
生命力を感じるこのポルシェは、
もうクルマという範疇を超えているのではないかと思った。

このクルマを見かけた時、
僕の「一番乗りたいクルマ」という問いが
頭の中に現れ、もしかしたら僕が
一番乗りたいクルマがこのポルシェ・993かもしれない、、と思った。

一方で、僕は1993年のデトロイトショーで出た
ボクスター・プロトにもひと目で恋に落ちており、
そのプロダクションモデルたる初代・ボクスターを
新車時からずっと大切に乗っている。

ボクスターも好きなのだが、
993の魅力もまた格別、、、

今までは、ボクスター1台の体制の時に
何かトラブルがあると困ってしまう、ということで
ボクスターよりさらに古い993にはちょっと
不安感があった。

ところが、ジムニーという最強のセカンドカーが
やってきたことにより、ファーストカーに何かあれば
ジムニーが出動すれば大丈夫なため、
であれば、ファーストカーをもっと趣味に振ったクルマに
してもいいのかな? と考えるようになった。

そして、ボクスターは18年が経過し、この頃は
ポツポツとお金がかかるようになり、
いろいろなクルマ屋さんと仲良くなっている笑
常に、何かしらクルマ屋さんについて修理の相談をしている
状態だ。

まあそれはそれで僕が楽しんでいるし、
この時期を抜ければまた安定すると思うのだが、
であれば、993でそれを経験するのもアリかなーとか思ったり。

993にする現在のネックは2点。

・今のボクスターも気に入っており、別れがつらい
・993で、僕の絶対条件である黒かつMTがほぼない。
 (今日現在検索かけても1台もなし)

993は、ティプトロであれば、
500万円台のものもあるのだが、
MTは譲れない条件だなぁ、、、

左ハンドルは、当時の物件だと
出てくるものは左ハンドルばかりなので大丈夫。

僕がボクスター買った2002年当時でも、
むしろ右ハンドル買うのがハードル高かった。
ディーラーから右ハンドルはなるべくやめてほしいという
ムードがすごく出ていた。

黒でMTの993、、、

何年か前のENGINE誌に出ていた
外科のお医者さんの黒の993、MTも最高に
カッコよかったなぁ、、、

オーナーのお医者さんもすごくカッコ良かった。

さて、クルマ煩悩、ポルシェ煩悩は尽きないですね。

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