僕の好きなドラマ論(老害編)


最近は新しいドラマを見ないけど、、、

見るのは、昔のドラマばかりで
これって、懐メロ聴いてるおじいさんじゃん!
とヤバい自覚はあるのだが、
仕方がない。

僕が愛してやまない昔のドラマのうち
今回は
松嶋菜々子と福山雅治のW主演で
2003年に放送された
「美女か野獣」について語る。

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このドラマ、確か松嶋菜々子が
結婚後初出演ドラマで、
その前の「やまとなでしこ」が
結婚前の、もう最高に美しい、
キラッキラの状態だったのだが、
「美女か野獣」では、独身最後のスーパー幸せ
オーラ状態からは少々落ち着いた感じ
(役柄もあるのであえてかも)、
東大卒、ハーバードでMBA取得し、
外国の報道機関で働いていたところを
日本のテレビ局に
年収5000万でヘッドハントされる、
今でいうスーパーバリキャリを演じている。

シリーズを通して、傑作だと思っているが、
特に第1回「最低最悪の出会い」に
全てのエッセンスが凝縮されていて、
この第1回を見るだけでも
最高に素晴らしいと思う。
*Wikiによると、第1回は視聴率20%

福山雅治(当時30代前半)演じる、
バラエティから報道へやってくる
TVディレクター
(全然そう見えないけど、ドラマの後半で
分かるが東大卒)が、
またまたいい味出していて、
なんだろう、ゆるくふわっとしていながら
仕事はやるときはビシッと決める、
女のコに目がないけど、
みんなから疎まれているような人にも
しっかり気配りをし、
そしてそういう人の助けで
大ピンチを乗り切る、みたいなところは
若き日の僕はとてもあこがれて、
かなり影響を受けた。

実際、若いころの僕は、
オフィスへこの役柄の福山みたいな
格好で出勤していた爆

そして、第1回は、
この2人の過去をにおわせつつ、
今は上司と部下という関係で再会。
そして、仕事の面では、
テレビの現場で思わぬ事故が起こり、
そのリカバリーに福山が
超人的な瞬発力と、人脈と、
機転で突破する、という内容。

窓際族の、志賀廣太郎
放送作家のパパイヤ鈴木、
アンカーの児玉清が
最後にとてもいいプレーをし、
しんみり、よかったなあと余韻に
ひたっているところで、
もう声を上げて笑ってしまう
ギャグをぶち込んでくる。
それを大真面目な顔でこなす
児玉清が最高!!!

学生時代に、新聞社で
週5で社員と同様に働いていた僕は、
ああ、あの時の雰囲気を思い出すなあと
とてもなつかしく思う。

また就職後、20〜30代にかけての
現場時代は、このドラマのように
個性豊かないろんな人に囲まれ、
日々、事件というか、ハプニングが起こり、
それをみんなで知恵と力を合わせて
乗り切っていくという日々で
有給が1日も取れないくらい大変な日々だったけど、
でもとても楽しく、充実していて、やりがいが
あったなあ、今振り返るとめちゃくちゃ
幸せな日々だったなあと思う。

あの時、福山のような存在になりたいと思い、
ちょっとはそんな感じで働けていたように思うが、
そんな職場で、自分の力を発揮することができたのは
とてもいいことだったなと思う。

と、まあ、「美女か野獣」を見ると、
自分の職業人生を振り返って
いろいろと考えてしまう。

が、このように書くともう定年間際で
職業人生も残りわずか、みたいな感が
半端ないが、実際は、まだ
折り返し地点にも来ていないので!、
もう一度、ふんどしを締め直して
頑張っていかなくてはいけない。

とはいえ、若い頃は
このドラマの福山みたいな
ロールモデルがあったわけだが、
年齢も立場も変わった今、
どんな感じでやっていけばいいのかなあと
ロールモデルを探し中で、
それがあって、ビジネス書を
読みあさる日々なのかもしれない。

こちら、フジテレビへのリンク
美女か野獣 FOD

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