投資家脳とコスパとユニクロ

過日、職場の別チームのマネジャと話していて、
若い時は高いスーツ、ネクタイ、腕時計、靴、鞄で
イキっていたし、今も若い子を見ると
頑張ってるなあと微笑ましい気持ちになるけど、
だんだんミドルエイジに突入しつつある自分らは
もうそのあたりは最終解脱してしまい、
スーツは量販店やユニクロでいいや〜、
時計もアップルウオッチでいいんじゃね?
ってなるよねーー、っていう話になった。

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また、他のミドルエイジクライシスクラブの友人らと
話していて思ったのだが、
20代の頃とは経験や収入が違ってきているのに、
20代の頃と同じことをしていては
やはり人生がつまらなく感じるのではないか、と思い始めた。

当時とは経済力も違ってきているのに
20代と同じこととしていてはそりゃ楽しくないわな、と。

一方、
資産形成期においては、コンビニ、喫茶店、カフェを敵視し、
水筒を持ち歩き、一切、上記のようなお店には
近づかなかった。

今、年間の配当金で出るぐらいは
コンビニや喫茶店、カフェとかでお金使ってもいいかなあと
方針転換したのだが、
日常でちょくちょく小銭を使うようになって
日々の幸福度は爆上がりした。
こんなに楽しくなるのか!
投資本を読んでると、日々のコンビニ300円を
使わなければ、月に9000円、年間10万円、
10年で100万円違います、みたいなことがよく
書いてあるが、日々300円コンビニで使うことで
こんなにも幸せを感じるんだあと
新しい発見があった。

森博嗣は著作「お金の減らし方」の中で
世間では、欲しいものを我慢して必要なものを買え、
というのが常識ではないが、逆ではないか?
必要なものは我慢し、欲しいものを買うのが
良いのではないかと論じている。
僕はこれを読んで目から鱗だった。

そうか、生活に必要な、ある意味どうでもいい?
欲しいわけではないものは我慢し、
心から「欲しい!」と思うもの、ことにお金を使うのが
有意義な人生を送るために大切なんじゃないかな、と
思った。

例えば、クルマでいうと
必要に迫られて買う実用の足としての
コンパクトカーや、ミニバンは極力節約して
リーズナブルなものを選び、
必要だからではなくて、
欲しいから買う趣味のスポーツカーや
クラシックカー、ビンテージカーについては
金額に拘泥せずに、ドーンと本当に欲しいものを
買うのが正解なんじゃないかなと思う。

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