3年越しで空冷を探し続けて至ったポルシェ観の境地

桜が緑色になりつつあり
だんだん暖かく、初夏になるこのシーズンは
1年のうちでも最も好きな季節だ。

2020年から本格的に探し始めた
空冷ポルシェの旅だが、
この3年間でいろいろ経験し、
また空冷の相場は一段、二段とさらに上昇して
しまった。

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最新のポルシェ(911やタイカン)にも乗ったり、
空冷ポルシェに乗ったり、数多く見たりしていく中で
自分の中のポルシェ観も2020年の頃と比べると
だいぶ変化してきた。

2020年は、993型カレラ4Sが最も好きだったが、
今は930型ポルシェがいいなあと思っている。
一方で、初期型996GT3とか、
あるいは左ハンドルMTという前提でだが
最新のポルシェモデルたちもいいなあと思ったり。
特にいいなと思うのはGT3TP。

視野が広がったというか、
「新車のポルシェじゃなきゃ」とか
「空冷こそ至高」とか
そういうふうに思っていた時期もあったけど、
今はもっとポルシェの歴史の中には
様々なモデルがあり、その中に
有名無名な名車が無数にあって
どれもいいなあ、その中で自分に合うものと
めぐり逢えたら、そしてその名車の
「一時預かり人」として、オーナになれたら、
という気持ちになりつつある。

そして、一周回って、
もしかして
僕の初代ボクスターもかなりええんちゃうか??
って。

初期空冷のスパルタンすぎるでもなく、
最新のポルシェのベンツかと紛うような高級車しすぎてる
でもなく、ちょうどいい塩梅のオレたちの硬派なポルシェ、って
もしかして、自分のボクスターの世代では?! と思ったり。

また、P界隈では、
最新のGT3だ、空冷のスペシャルモデルだ、という
すさまじい方達が多数観測されるが、
新車からセミクラシックカーになるまで
ワンオーナーでずっと乗り続けてる人って
ほとんど見かけないので、
やっぱりそれって案外、貴重なのかも? って。
*複数のポルシェ専門店で
 「お客さん、新車から乗ってるボクスターがあるなら、
絶対に乗り換えない方がいいですよ!」と
商売度外視的なことを言われた。

でも、ポルシェ・911に乗るのが夢だし、
唯一の懸念材料だったSDGs的なことも
EUが
e-Fuelを認める方向になったことで
どうやら大丈夫そうだし、やっぱり
911には乗っておかないと、今際の際に
後悔すると思うんだよなあ。
今なら乗れるけど、60歳、70歳になった時に
空冷ポルシェに(初めて)乗るのって
キツイと思うし。

とりあえず2023年は、
今までの路線を踏襲し、
空冷、あるいは初期型996GT3で
「これだ!」というのを厳しくサーチしつつ、
ランクル70などの足車枠で
「これだ!」というのが出たら即断し、
かつインデックスファンドが上昇するのを待つという
作戦でいこうかと考えている。

選択肢がいろいろとある今が
人生は一番楽しい。
人生っていいね。

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