綾辻行人ミステリみたいなタイトルだが、
ガレージについての妄想。
僕は自分のガレージの構想を練るため、
古今東西の建築家の本を読み、
ガレージライフ誌も読み、
森博嗣著「アンチハウス」をバイブルとし、
さらにフィールドワークとして
夜な夜な、住宅街を散歩して
様々な家のガレージを見ている。
特に、ポルシェの住まうガレージ
(ポルシェの館)には注目していて、
夜の散歩の目的地はだいたい
近所のポルシェのある家だ。
僕の周りのポルシェの館について
列挙してみる。
1 南のポルシェの館
白亜の豪邸。アルファードと
ポルシェ・991の組み合わせ。
ringの照明付きカメラが設置
されているのもオシャレ。
夜はライトアップされていて
非常に美意識が高い。
2 パークサイドのポルシェの館
U公園のすぐ近く。
家は普通の建売で、どっちかというと
コンパクトサイズ。
そこに、BMWとポルシェ・997カレラSの
羽根付きがぎゅうぎゅうに止められていて
非常に好感が持てる。
この頃、見かける911って992や991ばかりで
この家にいる997はものすごくコンパクトに見えて、
ああ、997ってこんなに小さかったんだ、、と
パトロールに行くたびに思う。
3 ボクスターの館
ガリバの外壁の、凝った構造の家。
そこに、VWのバスとともに987ボクスターが
止まっている。
VWのバスとボクスターのタッグというのが
なんかとってもいいなあと思っている。
また、建築家が建てたと思われる家も
主張があってやっぱりいい。
4 GT3の社宅
僕がたまに使う駅の近くの社宅っぽいところの
駐車場。992GT3とメルセデス・Gクラス。
(同じナンバーなので、同じオーナーと思われる)
クレヨンで、左ハンドル、ベビーシート付き。
見るたびにそのツボを押さえた王道の格好良さに
痺れる。やっぱりGT3はかっこいい。
そしてベビーシートが助手席にセットされてるのも
カッコ良すぎ。英才教育やなあ。
5 フェラーリの館
こちらも白亜の豪邸。RC造のファサード。
赤の458とGクラスという絵に描いたような?組み合わせ。
ガレージのシャッタも厳重でセキュリティも
大丈夫そうだが、ちゃんと外からは見えるようになっている
のはギャラリーとしては嬉しい。
6 狂気の水冷ポルシェの館
ダイ◯ハウスの分譲住宅だが、
そこに992、991、991GT3という3台が並ぶ
狂気の館(あともう1台、レクサスのセダンがある)。
水冷ポルシェ911を3台、どう使い分けている
んだろうか、、、と前を通るたびに考えている。
911を3台持つってかっこいいなあ。
以前、自動車評論家の島下泰久氏が
996 GT3と964 RSの2台持ちだった時代が
あったように記憶しているが、
同様のかっこよさを感じる。
というわけで、僕もポルシェの館を作る際には
どんな感じがいいのかなあと日々、研究を続ける日々です。
*冒頭の画像は実家ガレージ。
地元の某有名建築家設計で2014年に竣工。
*え、もう10年以上経つのか!
当時は、親の所有車もドイツ車ばかりだったこともあって、
近所では「ゴウテイ」「イシャの家だ」等の
噂が立ったらしい。
僕もポルシェの館、イメージを固めて、作りたいなあ。