またまた家ロンっ!

家を作る話は、クルマを買う話と同様、
ものすごく面白い。

永江朗氏がセカンドハウスとして
京都に町家を購入して
リノベして住む話「そうだ、京都に住もう。」が
めちゃくちゃ面白かったので、
氏のファーストハウス?の話である
「狭くて小さいたのしい家」も読んでみたら
建築家と家を新築する話でこちらも
めちゃくちゃ面白かった。

sponsoredlink

元々、僕は
建築家に依頼して、新築で
注文住宅を建てるのが最善、と考えて
以前、実家を建て替える際に実行した。
とても良い経験であった。
今回、永江氏の「狭くて小さいたのしい家」を
読んで、その時のことを思い出した。

建築家に頼む家の良いところは、
本当に自由に好きなようになんでも作れること。
ハウスメーカーに頼んだ友人知人に話を聞くと
自由設計といえどあまり自由にならなかった、という
声がよくあるが、建築家に頼むと本当に
なんでもできる。

また、永江氏の家の話でもあったが、
建築家は本当に凝り方というか
情熱、工夫が異次元。
藤森照信氏の「タンポポ・ハウスのできるまで」
でも呆れるほどのこだわりに圧倒されたが、
いやあ、家ってここまで凝って
建てられるものなのですね、、、って降参するぐらい。

その後、いろいろ研鑽を重ねて、
今は、都会の、注文住宅の中古戸建が最適解、
という考えに達し、今回はそれを実行した。
この話は永江氏の「そうだ、京都に住もう。」に近い。

森博嗣氏がエッセィでよく書いているように、
僕は、家は「一生に一度の買い物!」みたいには
思っておらず、まだあとできたら2軒ぐらいは
建てるか買うかしたいと考えている。

今の家に住んで、この後、どのように思考が
変化していくか分からないが、
今関心があるのは歴史のある家や町。
そういう点で、身近なところで言うと
次は東区に住みたい。
東区って、江戸や明治、大正を
感じる街並みや建築が現存し、
一方で令和の超モダン邸宅もあり、
とても魅力的な町。

その延長線上で、京都やロンドンにも
住んでみたい。
これらの街に住む際は、
永江氏のセカンドハウスのように、
歴史ある建物を購入し、
現代に合うようアップデート的な
リノベを施して、次世代へ引き継げるように
住んでいきたい。

家を建てる、買うのって、
本当にワクワクする。
たのしい。
まだまだ今後の人生で
何回か経験したい。

以下は、僕のおすすめの
家を建てることに関する本。

森博嗣(2003)「アンチ・ハウス」中央公論新社
藤森照信(1999)「タンポポ・ハウスのできるまで」毎日新聞社
永江朗(2004)「狭くて小さいたのしい家」原書房
永江朗(2011)「そうだ、京都に住もう。」京阪神Lマガジン

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA