イギリスはおいしい。

最近、イギリスの食はおいしくなった、という記事や報道を日本でみかけるが、うーん、どうだろう、あまり変わらないような、、、
ただ、英国でもおいしいものはあって、まずは黒ビール。イギリスというとぬるいビールが有名で、日本の感覚でいうとぬるいビールなんてマズそうだが、真夏でも涼しいロンドンの気候と絶妙のマッチングを見せ、おいしい。
日本風に言うとポテトチップというか、英国風にいうとクリスプもチープだがおいしい。僕は日本ではポテトチップはまず食べないが、英国では毎日のように食べたくなる。しかも安い。

英国の消費税は20%で、日本は8%だからまだ低い、みたいなことよく言われるけど、英国は低減税率あるからね。果物などもめっちゃ安くておいしい。

日本はすべてのものに8%かかってるから全体の税負担としては部分的に20%の英国とすでにそう変わらないのでは?
10%への増税時に低減税率を導入するか日本で議論になっていた。僕は英国の感覚で、勝手に、食料品などは0%あるいは5%にする話だと思っていたが、食料品は8%のまま、ほかは10%とする議論だと知って、あぜんとしてしまった。税率は何パーセントでもいいけど、たった2%で税率を下げてやった、と言われるのもシャクだし、僕的にはなんでもいいからとりあえず内税表示にしてほしい。
英国的solution、一部の品は20%、生活に必要なモノは0%、すべて内税表示、というのが僕はベストな回答だと思う。
というわけで、果物もおいしい。
直近のポンド安のおかげで、昨年来た時よりは物価が安く感じる。とはいえ、日本は本格的に賃金と物価を上げていかないと、先進国の中でのプレゼンスが沈下していくと思う。うちの会社の初任給、僕が入社した時と変わってないし。いや、手取りで考えたら、むしろ下がっている。それって外国と競っていく上でどう考えてもマズいと思う。購買力の点で、相対的に、日本が貧しくなってきている。
というわけで、僕はせっせと節約して欲しいものを買っていきたい。

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