My モールトンここに復活。


長い眠りから、モールトン・AM20 mk2を目覚めさせた。

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実家から運び、ホコリを落とし、
誇りを注入し、油をさし、
タイヤに空気を入れ、フレームは
ゴールドグリッターで磨いた。

テストライド。
おそらく、モールトンだけを乗っていたら、
まあこんなものかな、と思うかもしれない。

僕は、カーボンロードバイクのTIME、
スチール折りたたみ小径車のブロンプトンに
乗っている。

比べると、モールトンの乗り心地、走り心地は
本当に異質。

乗った瞬間に思ったのは、
シートに座っているのに、
ハンモックに揺られているみたい。
僕はFサスをソフトにしているせいもあるか、
ポワンポワンと不思議な感覚。
アリアンテも貢献しているが、
走っていてヘンなストレスが全然ない。
抵抗がないというか。
ロールスロイスで走ったことはないのだが
(座ったことはある)、
ロールスの走りはこんな感じなのかなあ、と
想像してしまう。

それでいてシュワルベ・コジャクによる
ロードっぽい走りで、ロードバイクとは違うけど、
安定志向のブロンプトンとは違って
トリッキーさというか、儚げな感じ、
そしてトラス構造やサスペンションが織りなす
やはりどうしてもこの言葉を使ってしまう
「変態的」な感じ、唯一無二だなあ、と思う。

シャシーに凝り、動力源にこだわらない英国車の伝統に
則り、モールトンも変態的、狂気レベルに凝りまくった
シャシーに対し、ドライブトレーンは
案外、本社完成モデルだとコンポは
あっさりシマノを採用してたりする。

いや、シマノは性能やコスパで考えれば最良の選択で、
だからこそ英国的合理性でシマノを選んでるんだろうけど、
それがまた英国っぽいなあと感じたり。

モールトンは、飾っておいてもうっとりするほど美しい。

比べると、やはりTIMEはしょせんは(とあえて言うが)
競技用のマシーンだな、と思ってしまう。

やっぱり僕は、モールトンが一番好きかもしれない。
(一番乗ってないんだけど、、、)

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