反社会的勢力のことが話題になっているが、
自分の所にも電話があったり、家族へ手紙が来たりしたことがある。
過日、届いたはがきには
何だったかを滞納しているため、
裁判所からの差し押さえを行う可能性が
あるようなことが
書いてあった。
住所は霞ヶ関の法務省。
固定電話の番号が書いてあり、
早急に電話するよう指示してあった。
もちろん無視したのだが、
これって東大法卒の知人に
見せたら喜ぶかな? と思い
ハガキを取っておいて、
会った時に見せてみた。
知人は、ツッコミどころ満載のその
ハガキに予想以上に大喜びだった。
そして、「この番号にかけてみる」と言い出した。
えー、それってマズくないの? という思いと、
でもこの知人と対決したら、きっと面白いだろうな、と
一瞬で僕が思ってるうちにiPhoneを取り出してもう
発信していた。
ところが、残念なことにもうその電話番号は使われておりません
アナウンスが流れるだけだった。
それにしても、思考が全然違うなあ、という
ところを目の当たりにして、けっこう僕的には
衝撃だった。
特殊詐欺は怖い、近寄らないでおこう、ってのが
常識的な判断だと思うのだが、
そこへ飛び込んでいく姿勢はすごいな。