新型ディフェンダーを見て、水冷ポルシェのことを思った。


さて、いよいよ新型ディフェンダーの発表が近づき、
リーク画像も出回っている。

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新型の画像を見た印象は、
本当にこれできたか、、、である。

Gクラスのように、旧型そっくりでも良かった。
とはいえ、新型のリーク画像も、何度も見ていたら、
けっこうひょうきんだな、とか
高橋智隆のロボットみたいだなとか
このクルマも好きになれるかな? という
感じになってきた。

そして思い出したのは、水冷ポルシェ911が
デビューした時のことだ。

当時、まだインターネットはそこまで
普及しておらず、カー&ドライバー誌を買ってきて
穴があくほど見ていた。

その時の気持ちは
「996を好きになれるかな、、、
好きになりたい」

だった。

死ぬほど好きだった空冷、特に993から、
変わったっぱなの996は、
993の重厚感や、寄らば斬るぞといった
オーラが消え、なんかやさしい、
誤解を恐れずにいえば、
普通のクルマになってしまった、という思いがあった。

このクルマを好きになりたい、、、と思いながら
996の姿を見続けていた思いがあるが、
好きになりたいのになれない、あの気持ちは
つらかった。

その後、その悶々とした思いは、
初代996GT3が出ることで、
「好きになりたい」なんて思わなくても
大興奮、一気に「死ぬほどこのクルマが欲しい!」
「めちゃくちゃカッコいい!!」に変わった。

996と基本の形は同じなのに
少し空力パーツがつくことでここまで
印象が変わるのか。
またその精神性やストーリー性によって
ここまで見方が変わるのか。
とにかく、996GT3はカッコよかった。
「好きになりたい」という辛い思いをしていた
僕は一気にその辛さから解放された。

さて、新型ディンフェンダーだが、僕はその時と同じ、
大好きだった旧型に対し、新型を好きになれるかなあという
微妙な気分でいる。
外誌の記事では、ATのみのようなことが書いてあったし、、、
ショートボディでも6人乗りがあるのはナイスだが、、、

もう一つ連想するのは、オリジナルのミニに対する
ニューミニ。
僕は初代ニューミニのクパSコンバチに乗ってたくらいなので
初代ニューミニ好きなのだが、
最近は初代ニューミニはほとんど見かけないよね、、、
それに対し、オリジナルのミニは今でも
一定数見かけるし、街を走っていて、オリジナルのミニばかり並べた
ミニ屋さんはたまに通りかかる。
初代ニューミニを集めたお店は見たことないし、成立するか
怪しい。

そう考えると、ディフェンダーも、先代はこれからもずっと
生き残っていくけど、20年、30年後に、新型ディフェンダーも
ずっと残っていけるオーラがあるかというと
どうかなあと思ってしまうんだよな。

でもまだ実物を見たわけではないので、実物見たら
「めっちゃかっこいい!」って思ったり、
すごく魅力的な追加モデルが出て夢中になったりする
可能性もあるよね。

とりあえず日本に正規で入ってきてほしい。

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