織田信長様の夜会に招かれて、という設定の
夢夜会へ行ってきた。
来年、また行く時の参考までに記録しておこう。
会は15:00スタートであったが、
14:00ごろ到着。
隣に大型商業施設があるが、市役所の駐車場へ。
*大型商業施設の駐車場は午後8時で閉鎖されるとのこと。
市役所は大丈夫。
小牧山城は、近年、発掘調査が進み、
いろいろな発見があったり、
城内にあった小学校や市役所を敷地の外へ出し、
整備が進んでいる。
新しい歴史館もオープンしていた。
そこでは、安土城の博物館のシアターで見た
フロイスが安土城へ招かれた映像が流れていた。
この映像、いいんだよなあ。素晴らしい。
小牧山城ではなくて、安土城のだが、
織田信長が築いた小牧山城と安土城、共通点が
あることが分かるし、こちらの博物館で流すのは
いいと思う。
タイムマシンがあったら、見たいものナンバーワンは
もう取り壊されてしまったじいさんの昔の家だが、
2番は安土城かも。
また、落語家が小牧山城を巡る映像も流れており、
僕が子どもの頃から親しんできた小牧山だが、
初めて知ったことがいろいろとあった。
通常、お城の通路は防備のためにクネクネにするのだが、
織田信長は大手道をまっすぐにすることを好み(変人?)、
小牧山城と安土城は大手道がまっすぐだそう。
こちらは大手道。
さて、そうこうするうちに夜会が徐々にスタート。
まずは和菓子とお茶。
*浴衣でいけば、呈茶券のプレゼントがあったが、
寒さと雨降りそうで、日和って洋服で行ってしまった。
そして、生け花ライブ。織田信長の戦、恋、舞をテーマに
3人のフラワーデザイナーが音楽にのせて
その場で30分間で作り上げる。
アートだ。
楽市楽座を思わせる屋台村。
ジャズの演奏。
南蛮の文化を盛んに取り入れた信長だけに、
ジャズの演奏会も夜会に取り入れそう。
徐々に日が落ち、篝火がたかれ、
屋外ステージで能が披露される。
うーん、幻想的。
エアラインの飛行機が上空を飛び去る中での
能鑑賞は、まさに時空を超えたロマンを感じさせる。
能が終了すると20時。
20時半からは、タンゴのステージ。
こちらも大満足。
あまりの盛り上がりぶりに、
曲を用意してなかったとのことだが
急遽、アンコールでもうひと踊り。
フリーアナウンサーの方の司会ぶりも超絶。
いやあ、信長の夜会、堪能できた。
素晴らしい秋の夜会だ。
小牧市、金かけてんなあ。
若い市長が能の冒頭、篝火の点火式で
挨拶していたが、こういう会の企画、センスいいよねぇ。
大満足の夜会だった。
ポイント
・14:00に行って、市役所のPに止める
・浴衣で行くとお茶の券
・博物館の映像は一見の価値あり
・屋台の食事もいろいろあって楽しいが、
近隣の商業施設で購入して持ち込むのもあり
・能は、最前列を取りたいなら1時間以上前から並ぶが、
そこまでいい席でなくてもいいならそんなに早くから
行かなくても良い
・生け花ライブはけっこう面白い
・バルコーナーでは試飲やアルコールも多かったので
飲みたいならドライバー確保していく
・タンゴは超よかった。
アクセル・アラカキさんが来るなら絶対見た方がいい
・夜会の終了は22時
・子どももけっこういるけど、どちらかというと大人向けかな
すごくセンスのいい会。品があるし、格調高いが、
かたっ苦しいわけでもない。