TSLAについて、ARK 社の予想から計算をしてみよう。



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本稿は、資産に関する試算、
単なる計算、思考実験であり、
購入を勧めるものや、
保証するものではありません。
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さて、今をときめく
ARK INVESTのTSLAの
2024 Price Targetから、
計算をしてみる。

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リンク先では、
ARKの2024年におけるテスラ社の
業績の予想がさまざまな観点からなされている。

車両の売上、コストの圧縮、
自動タクシー業のスタートなどにより、
予想される株価は、
標準シナリオで7000ドル、
弱気シナリオで1500ドル、
強気シナリオでは15000ドルとされている。

今日現在のTSLAの株価は
787ドル。
1ドルは106円ほど。
であるので、TSLA株を100株、買おうとすると
必要なのは、

787*106*100=834万2200円


ざっくり計算なので、為替手数料や
株式購入の手数料は考えないでおく。

そして、この834万円が、
ARK社の標準シナリオで
2024年に株価が
7000ドルになった場合、
どうなるかというと
7000*106*100=7420万円


ドル円相場はどうなるか分からないので、
とりあえず今と同じだったと仮定する。
円高になれば、値はこれより少なくなるし、
円安であれば、もっと多くなる。

弱気シナリオだと
1500*106*100=1590万

強気は
15000*106*100=1億5900万

となる。

標準シナリオの場合、
2021年の834万円が7420万になるので、
実に8.9倍となっていることになる。

弱気でも1.9倍、
強気に至っては、19倍にもなっている。

いくらなんでも
19倍にはならないんじゃないか、と思うが、
よっぽどのこと(CEOが不慮の事故で亡くなる、
会社が存続できないほどの大リコール、
天変地異、アメリカで革命が起きる、など)が
起きない限り、
弱気シナリオの1500ドルぐらいまでは
いく可能性あるかもなあと思ったり。

あくまで予想です。

まあ、物事は予想通りいかないものだから、
2024年にARK社の
予想の答え合わせを見てみたら
全然違うかもしれないけど、
今のTSLAには、
もしかしたら、やってのけるんじゃないか、という
恐ろしさを感じるよね。

僕は今まで、なんだかんだ言って、
トヨタが本気出したら、
一瞬でテスラを抜き去るんじゃないかと
思っていたのだが、
過日のモデル3の、前触れのない大幅値下げを見て、
もしかしたらもうどこのメーカーも
テスラには追いつけないのかもしれない、という
認識に変わりつつある。


しかも今回のモデル3の値下げは、
一時的な出血大サービスではなくて
上海工場の稼働に伴い、
生産コストや物流コストが
下がった分を
消費者に還元するという
真っ当な値下げであるだけに、
余計に恐ろしさを感じる。

テスラは、メーカーからネットで直販なので、
やる気になったら一気に価格を変えられるよね。
このスピード感がすごい。
販社にクルマを卸す形態の他社では
このスピードでの価格改定は難しいと思う。

また、プロダクトを見ていても、
テスラと、自動車メーカーのEVを比べると、
iPhoneと、iPhone以前のボタンがいっぱいあった
スマートフォンくらい違いがあるように感じ、
これってもう追いつけない差なんじゃないかと感じる。

やはり専門店の良さ、凄さというものがあって、
スポーツカーはスポーツカー専業メーカー、
スポーツセダンはスポーツセダン、
軽自動車は軽自動車メーカーが作ったものが
なんだかんだ言って素晴らしいのと同様に、
EVも、EV専業メーカーのものは、
そうじゃないメーカーが作ったものとは
やっぱりなんか、深みというか、気合の入り方というか
秘伝のタレ的なというか、
根源的なところから、造り込みや理解が
違うような気がしてならない。

宗教上の理由で?、
いや、日本のメーカーのものしか買わないぞ! 
という人であればともかく、
そうじゃない場合は、
やっぱり専門店の良さというのは
ニンゲン、分かってしまうのではないかなあと思う。

また、テスラに関しては、EVは
その世界征服計画?の一端でしかなく、
パワーウオールやエアコンを通じて、
テスラの家と合体し、
エネルギー革命、
クルマの使い方においては
自動運転を昇華させての
自動タクシー、
また、移動においては
ボーリングカンパニーを通じての
渋滞のない移動、
さらには、スペースXとのシナジーによる
宇宙開発、火星進出、と
他のメーカーと見ている世界の次元が
全然違うと思う。

このあたりをARK社は鑑みて、
2024年の予想株価を
7000ドルとしているのかな。

ご感想はコメントをいただくか、
Twitterで絡んでいただくとうれしいです。

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