2023年の大きな計画の一つは引越しで、
実際に引っ越すかはともかく、
少なくとも、2023年に引越し計画を発動せならないと考えている。
思考を整理するために書いてみるが、
候補としては以下の3つ
1 注文住宅を新築する
2 中古の戸建を買う
3 戸建を借りる
それぞれのメリットデメリットを挙げてみる。
1
○ 理想通りのものができる
× 打ち合わせや設計、施工に年単位の時間がかかる
費用がかかる。ミニマムでも家だけで4000万、凝り出したら青天井
日本の場合、家自体は資産にならないし、凝れば凝るほど、
資産価値は残らない
理想通りにしたつもりが、できてみると案外理想になってなかったりする
2
○ 既に建っているので、すぐ住める
家自体の資産価値がほぼない日本では、経済的合理性が高い
× 気に入ったものがなかなか見つからない
そうは言っても、リノベしたりしてると時間も費用もかかる
3
○ ライフステージの変化などがあれば、すぐに転居可能
故障など
費用的に、背負うものが上記2つと比べて身軽。サブスク的。
× 自分のものではないので、改造不可
というわけで、経済的合理性、将来の自由度、そして自分の趣味性・理想との
狭間でそれぞれ一長一短があり、ここ数年悩みまくっている。
でも2023年はそろそろ決めていかなくちゃなあと考えている。
ここでも森博嗣先生のアイデアにならうと、氏は最初は自設計の家、
作家業で資金を得てからは弁天ヶ丘の中古戸建+新築の注文ガレージ
(その後は何度か転居しているそうだが、
プライバシをあまり明かさなくなったため、詳細は不明)。
森先生の実人生を参考にすると、
中古戸建に、ガレージだけ自分の理想のものを新築しちゃうってのが
ある意味、最適解のような気もしている。
(とはいえ、森博士は、当初は戸建は更地にして、氏の専門であるコンクリ造の家を
新築することを想定されていたようだが)
また、ここで白洲次郎氏の住宅観にも範を求めると、
氏も、中古の家を買って、自分好みに改造するのがよろしい、というようなことを
おっしゃっている(まさに武相荘がそう)。
偉大な先人たちの教えに従うと、中古戸建を魔改造、ってのがいいのかなあとか
思いつつ、でも設計事務所にお願いする新築もいいし、ただ昨今の材料費高騰や
ウッドショックもあって費用がかかりすぎるし、
中古の戸建はなかなか好みのものが現れないし、であれば賃貸でいいか、と
無限ループする日々で御座います。