ボクスターの整備と今後の展望

さて、ボクスタをポルシェ専門店にて整備してもらった。
けっこうな年月の経つボクスターなので
毎年整備していてもいろいろと出てくる。
こちらのお店では、整備箇所を全て写真で
整備前、整備後と記録しており、
写真を使って丁寧に説明してくれるので
非常に分かりやすい。

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また、社長のS氏からは一貫して
新車からワンオーナーでここまで乗っていたら
もう絶対に売らない方がいい、と言われている。

今回、今やらねばならないこと、
今はやらなくてもいいけど、来年やること、
もっと先にやることになることなども
整理して教えていただいた。

ヘッドライトが経年劣化で
曇ってきていることとともに
裏面の配線も劣化してきていて
ちょっとそれが懸念事項だったのだが、
S氏と話していて、ヘッドライトは
今も純正でパーツが出ること、
HIDのヘッドライトは高い(片方30万オーバー)ので
いっそのこと、オレンジウィンカーのハロゲンにしてはどうか?
という提案があった。(ハロゲンなら片方20万)

たまたまお店にあった初代ボクスターの初期型(ルック)
(後期の初代なのに、あえて初期型にしてる)を
見せていただいたが、
当時は古臭く見えたオレンジウィンカーが
今となってはクラシックカー感を醸し出しており
ブラックのボディカラーともマッチしていて
ゾクっとした。

僕は、リアについては実家にオレンジウィンカーのテールライトが
今もあるはずだし、純正16インチホイールも実家に
保管してあるので、そうか、
ライトがいよいよだめ、となった時には
オレンジウィンカー、オレンジサイドウィンカー、
オレンジテールライト、16インチ純正ホイールで
初代の初期型に戻していけばいいのか、、、
(その際は、インテリアのセンターコンソールも取り外してしまおう)
それって高度な楽しみだよね??

新車を買ってツーリングとか、
空冷を買ってイベントに出るとかもいいけど、
自分のクルマを一旦はクリアウィンカーやBBSホイールなどで
時代に合わせてアップデートしたクルマを、
今度は初期型へ戻していくっていうのは
新車からワンオーナーでセミクラシックカーオーナーの僕だからこそ
味わえる楽しみでは? と思い、
急にものすごく楽しくなってきた。
ここから先のボクスターとのカーライフは、
半分レストアというか、初期型へ先祖返りしていく
旅なのかもしれない。

帰り道、きっちり整備されたボクスターは
ものすごくいい走りをし、
ボクスター整備中に乗っていたジムニーや
代車のメルセデスとはやっぱり全然違っていて、
なんだろう、戦闘機というかアスリート感がすごい。
走るってことが楽しい、持ってるだけでうれしい、
という感覚はスポーツカー特有のもの。

正直、お金はかかるし、全然乗ってない
(過去1年で走行距離は500キロ、、、)しで
持ってる意味あるのか? と思うこともあるけど、
やっぱりこの走り、この存在感、
ポルシェなしの人生は考えられない。

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