アップルウオッチ　シリーズ３がやってきてから
しばらくたつのでレビューする。

　結論からいうと、恐れていたことが起きている。

　つまり、僕は今まで時計が好きで
機械式時計を記念日があると購入していたのだが、
それらの機械式時計が前時代の遺物のように
感じられてしまい、毎日アップルウオッチ以外は
しなくなってしまった。

　機械式時計たちはどうしたらいいんだ、、、
　また、これから記念日があったら、
どうしたらいいんだ、、、
　今まで、高級機械式時計を買うために、
それにふさわしい人になるように
励みにして頑張ってきたのに、
もうアップルウオッチでいい時代が
きてしまったなんて、、、

　また、アップルウオッチは
「あ、それアップルウオッチですか？」とよく
話しかけられ、話題になる。
　オメガやカルティエをしていても
話しかけてくるのは時計オタク？の
おじさまだけだが、アップルウオッチの方が
明らかに好意的に、いろんな人から
注目される。
　このあたりも、機械式時計よりも
アップルウオッチの時代かもなあと
思わされる。

　

　僕の使い方。
　アップルウオッチは、時計の文字盤を
一つだけ愛用する、と思っていたのだが、
左右フリックで簡単に変えられるので、
何枚か用意して使っている。
　上のアナログ時計バージョンと、
下のデータ表示バージョン。

　それらを場面によって使い分けている。

　アナログの方は秒まできっちり合っていて
便利。機械式時計だと、まあ別にテキトーでいいやって
思うんだけど、今の僕の仕事は１秒単位で合ってることが
必要な場面があり、これも機械式時計より
アップルウオッチになってしまった理由のひとつ。

　温度や天気予報も瞬時に確認できるし、
iPhoneと同期した予定も表示されている。

　データ重視バージョンだと、僕がぜひやりたかった
心拍数も測れている。日経平均は、タッチしないと
見られないので一手間かかる。
　歩数も、本当は常に表示してほしいのだが、
右下のグルグルマークをタップすることにより
見ることができる。
　あとは情報ジャンキーの僕としては
アップルウオッチの中でまあ日の出日の入りの時刻を
表示させている。

　アップルウオッチがないと、歩数を
測るのにiPhoneを持ち歩かないといけないが、
僕の７　Plusを常に持ち歩くのはけっこう面倒。
　仕事中や、ウオーキング、ジョギングには
重い。

　ウオッチなら、いつでもOkay。
　またアップルウオッチのいいところはつけ心地が
とても軽く、フィットしている。
　機械式時計は、仕事終わり、家に着いた瞬間、
外したくなるけど、アップル時計はまあ別に
つけっぱでもそんなにストレスない。
　それくらい違う。

　つまり、時間がぴったり合っている、
つけていてストレスがない、と時計本来の
性能も、機械式時計より優れていたりする。

　加えて、これだけいろいろなことができたら、
そりゃ手放せなくなるよね。

　スイカやクイックペイも内蔵なので、
これだけ持って出かけるのも気楽にできる。
　すごい。

　

　さて、きっと今後、アップルウオッチが
家やクルマの鍵にもなるだろう。

　そうなると、iPhoneが登場して、
携帯電話がみんなiPhoneになってしまったように、
時計もみんなアップルウオッチになってしまうのではないだろうか。

　個性を出すにはベルトを替えるしかない。
　というわけでとりあえず替えの金属ベルトを
買ってみた。

　あまり写ってないけど、、、

　下は、アップル（ストア）栄で
激写してきたエルメスモデルたち。

　品があるね。
　革のベルトもいいな。
　カミーユフォルネのベルト、欲しいな。

　時計は、ベルトでものすごく
雰囲気が変わるよね。
　クルマでいうホイールのような感じ。

　僕が予想する未来は、
今後、時計は全てアップルウオッチになる。
　ステータス性は、ベルトや文字盤で表現することになる。
　時計メーカーは、独自の筐体を作るのではなくて、
アップルウオッチの画面上に表示する文字盤を
売る商売になるんじゃないかなあ。
　例えば、ロイヤルオークの文字盤や
スピードマスターの文字盤を
アップルウオッチ上に表示させる権利？を
売る商売になるんじゃないかなあ。

　文字盤なんて、無限に用意できるはずなのに、
やたら少ない種類しかないのは、
その布石なんじゃないかなあ。
　実物のロイヤルオークやノーチラスを
買うんじゃなくて、文字盤のダウンロード、
¥500,000とかいう未来が
くるんじゃないかなあ。
　
　
　みんなアップルウオッチをしていて、
ベルトと文字盤でステータスを競う、って未来。