過去記事の少し続報 



既報の、近所の初代ニューミニ→最新鋭ミニだが、
元に戻っていた。


sponsoredlink

車検か修理か何かで、最新鋭ミニは代車だった模様。

車検に出した時に、ボロい代車がくるパターンと、
新しい、むしろ元のクルマよりいい代車がくる
パターンがあるよね。

初代ニューミニに乗ってる人にとって、
最新鋭ミニは夢のように素晴らしいクルマだと思うから
代車でしばらく乗ったら、欲しくなっちゃうんじゃないかなあ。

僕は初代ニューミニに乗っていた
(クーパーS・コンバーチブル)
今から思うと、外装内装の雰囲気は最高で、
まさに小さいけれど、ザ・大英帝国といった風情があり、
これが英国車か、とドイツ車ともまた違う独特の
存在感がいいなあと思った。

ところが、造りはかなり荒っぽく、
エンジンもがさつ、燃費はボクスターより極悪、
のり心地も走り心地もかなり
野蛮というか、洗練されているとは言えないものだった。

その点、ミニと比べれば情緒的な面では
さらっとしているドイツ車のボクスターは、
走りの緻密さ、乗り心地のよさ、動力性能に対する
燃費の良さ、交差点を曲がるだけでも分かる
身のこなしの優雅さが段違い。
クルマの本質がその走りにあるとすれば
ボクスターの魅力は突き抜けている。

続編その2
福野礼一郎のことを先日書いたが、
僕は「クルマの神様」のテストフェーズは
本当に傑作だったと思っている。
当時、まだインターネット黎明期だったと思うが、
(2005年)
その時期に、イギリスから、ネットでクルマを
買ってしまった記事は本当に驚き、
ワクワクして読んだ。

この号では、買って、届いたところで
特集記事はおしまい。

この後の号も、「クルマの神様」は全て買ったが、
なぜかもっとも読みたかった、その後の話、
ネットで買ったフェラーリを、
リビエラやロールスロイスのように徹底的に
レストアする話は掲載されず、
テストフェーズのようなアツさ、純粋さは
すっかりなくなり、しかも書いてるのも
なぜか福野さんではない執筆陣で
急速に魅力がなくなり、
結局あっという間に廃刊になってしまった。

どうしてフェラーリのその後の話を
書かなかったのかな、、、
あのフェラーリのその後の話って
どこにも出ていないように思う
(写真だけは出たが、僕が読みたいのは
直して、きれいにして、復活する物語)けど、
いつかどこかで発表されるのかな、、、

そして2019年の福野さんは、
何に乗り、何を考えているのかな。

僕は自動車評論家が身銭を切って買って
語る話に興味がある。
だからこそ、清水草一やウェブCGのほったくんや
GQ誌の360モデナを買った29歳の記事を
必死になって夢中で読むんだよな。

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA