イーロン・マスクの凄さを福野礼一郎が語る。


さて、2021年も経済や株式の世界では
テスラの話題で持ちきりだが、
この頃、カー雑誌においても
テスラのプレゼンスが出てきたように思う。

今号のゲンロク誌においては、
清水和夫氏がテスラの株を400ドルで買ったものの
600ドルでビビって売ってしまった話があったが、
それよりも僕が注目したのは、
福野礼一郎がマスクについて語った文章だ。

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12月のスペースX社の
ロケットの打ち上げに関して、
僕がなんとなーく思っていたことを、
福野礼一郎がビシッと文章にしていた。

どういうことかというと、
ロケット開発というのは、
やってみなきゃわからないところがあるので
失敗はつきもの。
失敗して、原因追求して、
また作って、飛ばして、ちょっとずつ
完成に近づいていくもの。

12月のロケットの打ち上げに関しては、
僕も映像を見たのだが、
打ち上げ、水平飛行、さらに着陸態勢と
そこまで順調にでき、
最後の最終着陸のところで
エンジンの出力不足で、地面に
想定より早くランディングし、
爆発したように見えた。

こういう場合、
ロケット開発は、失敗をしながら
前進していくということを理解していない
マスコミは
「失敗!」「爆発炎上!!」と書き立てる。

ロケット開発者からすると、たまったものではない。

そんなおり、並のCEOであれば、
マスコミの論調や圧力に負けてしまい、
「失敗しました。申し訳ありませんでした」と
謝罪してしまう。

ただでさえ、何も分かっていないマスコミに
叩かれてモチベーションが落ちている技術者にとっては、
上司も何も分かっていないと、もう
「やってられっか!」という気持ちになるところだが、
天才・マスクは、さすがによく分かっているので
「データは取れた。成功だ」と言い切ることができる。

これだから、技術者たちは、マスクについていこう、と思えるんだ、
というのが福野礼一郎の主張。

まさにそうだよなあ。

てか、マスクって、
もうド天才すぎて、
マスコミの言うことなんて、
気にしていないを通り越して、
何言ってるのか、理解してないかもしれないね笑

参考記事

【解説】ロケット爆発、その先にスペースXが見据える火星移住 イーロン・マスク氏の壮大なビジョンは着実に現実に近づいている 2020.12.16

こちらの記事はニュートラルに書かれているね。

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