ついにパイロットになった日  セスナ 体験操縦  ハワイ ホノルル

どうしてもやりたかったセスナ操縦。
僕的には米人パイロットでも全然かまわなかったのだが、
日本人パイロットの会社に体験操縦を申し込む。

日本でネットで通じて申し込みをしていった。
現地に到着した日に旅行デスクで予約の確認と料金の支払いをした。
ワクワク。

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当日、ホテルに、指定の時間に日本人ドライバーさん登場。
空港へ連れられていく。この人がなぜか?、ワラジヤさんとキャラが
非常に重なっていて、僕の中ではワラジヤさんにしか思えなかった。

さて、ダニエルK国際空港到着。
エアライン系のビルではなく、うらぶれた?、
エリア88系のバックヤード的な空間にある事務所へ。

こちらでまず学科があるかと思いきや、
免責事項のサインだけで、ではさっそく行きましょうか、ということに。

本日の指導役の日本人パイロット氏登場。
思ってたより、全然若い。下手したら、20代???
なんかこれもエリア88っぽい。

国際空港にずらっと並ぶ小型機の中から、某セスナ機へ案内される。

ドライバーの人と若パイロット氏で離陸の準備を始めた。
ドライバー氏とはここでいったんお別れで、
若パイロット氏と機内へ。

僕は左側の機長席へ案内される。
4点式シートベルトを締め、まずはタキシング。
陸上での移動は足だけで操作するのだが、これがどアンダーステアでなかなか線のとおりに走らせることができない。
んだけど、若パイロット氏は「いいです、いいです、上手です」とほめてくれるので、これでいいんかな、と。

さて、若パイ氏はひんぱんに英語で管制官とやりとりをしている。
ダニエル国際空港は、セスナなどの小型機であっても国際線と
同様に交信をしないといけないそうできちんとしているんだそう。

僕は相変わらずどアンダーを出しながら、いつのまにか滑走路へ。
スロットルを開けて、速度計が60(マイル)を超えたら操縦桿を引いてくださいね、との
アドバイスだけで離陸に挑戦!
え、えー、大丈夫なんかなーと思う暇もなくもう滑走状態に入ってる。

頭が状況に追いつく前に離陸。

フライトシミュレーターと似てる。

角度がついて上昇してる最中、コクピットからは、空しか見えない。
この時の僕の気持ちは「最高!」というよりは
超怖い!!  これ、無事に降りられるのかしら、、、という
不安でいっぱいだった。

高度が十分に上がったところで
水平飛行に。
操縦桿を戻す。

若パイ氏は相変わらず頻繁に管制官と英語でやりとりしている。

123 julieet kiro, request for 何たらかんたら

みたいな感じで常にリクエストを出している。
僕が思ったのは、操縦の技術もさることながら、
この管制官と英語でやりとりしながら飛ぶのは
超絶技巧だなあ、と。

飛行機はものすごーく優しく操作しないとぐわんと大きく動いてしまう感が
ビンビンあるので、本当に気持ち的には操縦桿を1mm単位、1度単位で
繊細にコントロールしてる気持ちでめちゃ腕に力が入っていた。

だが、そんな僕の緊張と裏腹に、英語でリクエストを出しまくりながらも
若パイ氏は「高度よし、速度よし、方向よし、とてもいい感じです」
「ではあちらを目指して、目線遠くに置いて飛んでください」と
ほめながら指示を出してくれる。

パールハーバー上空を飛び、内陸っぽいところや山をかすめて
西部のディズニーリゾートまでいき、海のところで左旋回してUターン。

この頃には、ちょっと余裕が出てきて景色を楽しめるようになってきた。
ちなみに、機内は轟音で、ヘッドセットの無線?を介して
乗員と会話を交わしている。

帰り、操縦を代わりましょうか? と聞かれて、
もうちょっと自分でやります、と答えたら、
ではお願いします、と。

若パイ氏は、僕が自分でやってるように見せかけつつ、
こまめに補正を入れてきてくれてる感じでとても上手だった。

さて、体験操縦もなれてきて、満喫しているところだが、
いよいよ出発した空港が近付いてくる。

着陸は、若パイ氏が「じゃあここからは僕がやりますね」という感じで
全面的にやってくれるものだと思っていたのだが、
まずはあちらに見える船を目指しつつ、降下してください、
降下の角度はこれでいいですよ、ではここで左旋回してください。
高度を○○まで落としてください、ああ、いいですよ、この感じで。
ではあの4L滑走路に着陸してください、って指示が出流。

着陸は交代するつもりで余裕をぶっこいていて僕だったのに、
いつのまにか自分でやることになっていて
あせる間もなく最終着陸態勢に!!

とはいえ、もちろんスロットルのコントロールや、細かな補正は
若パイ氏がやっていたのだが、大枠のところは僕が
自分でやった感を持たせてくれる感じで、
でも滑走路には結構斜めに侵入して、えー、これ大丈夫なの?!?
と思いつつ、最後の最後のタッチダウンと2秒くらい前に
若氏がパパッと操縦桿を操作して辻褄を合わせて?、無事に着陸。

おおお、かなりサポートを受けたとはいえ、離陸〜水平飛行〜着陸まで
経験したぞ、、、

ワラジヤさんに迎えられて、クルマで送ってもらう。
車内でパイロット氏から修了証が手渡され、僕の飛行時間も記録されている。

「僕もパイロットになれますか?」と聞いたら、
指示通りできていたので、私もラクでした、筋はいいですよ、と。
指示通りにできない、やらない人も結構いるそうな、、、

あと、異国ではつきものの?チップだが、
とても感動したし、若パイ氏の超絶技巧が間近に見られたのも
よかったし、パイロットのすごさがより分かったので、
別れ際にお渡しするととても驚いて喜んでいた。
チップって今回の旅で分かってきたけど、高級レストランやホテルは
マストで15〜20%わたしだけど、そのほかの場所では
必ず15%渡す、ってわけじゃなくて、すごく満足したら渡す、って
スタンスで良さそうかな、と思った。

空から見る景色はとても感動的で、人生観さえ変わりそうだった。
また、このフライトに関わったドライバー氏とパイロット氏の
お2人がとてもいい味を出していて
それも非常によかった。

帰り、dropする場所はどこでいいよーとのことだったので
アラモアナで降ろしてもらった。

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