さて、空冷ポルシェを手に入れてやりたいことは
なんであろうか。
以前の連載で書いたが、
3人以上でドライブしたい! というのがあるので
これが第一。
僕は、学生時代に読んだ「ねじまき鳥クロニクル」の中の
登場人物・赤坂シナモンにあこがれがある。
彼は、免許を取ると、空冷の中古車を買い、
当時まだ珍しかったインターネットで
パーツを買い、それらを自分で組み付けて
ちょっとしたレースに出られるほどの状態に仕上げた。
そしてそのお気に入りのポルシェ・911で、
制限速度をしっかり守り、いつも決まった道を
通勤で走る、というものだ。
「時速60キロ以上のスピードを
ほとんど出したことがない世界でも稀なポルシェ911」
クールじゃん。
また、シンガー・ポルシェもあこがれだ。
リイマジンドというか、リマスタードされた
美しい、最新の空冷。
シンガーに対抗すると、僕の場合、なんだろう、、、
「ブロガー・ポルシェ」とか
「インヴェスター・ポルシェ」とか、
「スイマー・ポルシェ」とか、、、
語感として、「シンガー」のように、
美しくしっくりこないな、、、
ま、いいか。
画像は水冷
とりあえず、空冷ポルシェがきたら
「PCCM(ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメント)」か
社外のディスプレイオーディオをインストールしたい。
クラシックな空冷ポルシェに、
最新鋭のインフォテイメントシステムを組み込み、
僕のiPhoneと連携を取ることに
ロマンを感じる。
これで、Podcastを聴きながら、
東名高速道路を西へ東へシナモンみたいに
制限速度内で走りたい(コロナが収まったら)。
ボクスターじゃダメか、と言えば
ダメではないけど、3人以上乗れないとか、
空冷のような圧倒的なクラシック感が(まだ)ないとか、
僕が子ども時代、最初に心奪われたのはポルシェは
993で、それがずっと心に引っかかっているあたりから
空冷を探している。
*
993を買えば、もう一生、欲しい車出てこないかも、、、
*
空冷ポルシェの場合、
今後、値段は上がりこそすれ
下がることはないだろう、という
資産価値的な側面も後押しする。
ご感想はコメントをいただくか、
Twitterで絡んでいただくとうれしいです。
PCCM、私も気になっています。
一方で、純正カセットオーディオに戻して当時の雰囲気を味わいたい気持ちもあるので悩ましいです。
おお、ランスケさんも気になってらっしゃいますか。
PCCM、経験してみたいです。
一方で、
過日、東京にカセットテープ専門店があると知り、
あえてのテープってのもいいかもなあとも
思っていました。
元アマゾン社員が立ち上げた日本唯一「カセットテープ専門店」の魅力
このお店にも行ってみたいです。
なんと素晴らしい。
学生時代はカセットテープとMDを併用していました。
専門店で買ったカセットを空冷ポルシェで聴く、デジタル時代にアナログ満載で最高です。
素晴らしい世界ですよね!
僕は学生時代は、カセットとFM飛ばしのCDチェンジャーでしたが、
確かにカセットテープの方が遥かに音が良かったです。
世界で唯一かもしれない専門店で買ったカセットを、
令和の時代に空冷で聞くってのは、
その倒錯した世界観にゾクゾクしますね!!!