フェラーリは女優説と2007年F1シーズンの思い出と。

さて、フェラーリのディーラーで296GTBの話を聞いてきて、
フェラーリは女優だと思った。


リトグラフは額装しました。

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2007年のF1シーズン総集編を見た。
この年は僕のF1ウオッチング歴でも
間違いなくベストシーズンだと思っていて、
K・ライコネンの劇的すぎる逆転劇が素晴らしかった。

自分はこの年、上海でF1を観戦していた。
そのころは、アロンソ、ハミルトンと競り合っていて、
むしろ負けている感があったが、
上海のピットロードでハミルトンがミスってダートに入り、
ライコネンは力負けしなかった。
この時、僕は、流れがライコネンにきたことを感じ、
「これはチャンピオンになるな、、、」と確信した。

不思議とこういう流れとか勢いってのは
そうなるもので、最後の最後、ブラジルまで
チャンピオンシップはもつれにも連れ込んだが、
上海で予感を感じた僕は、
ライコネンがチャンピオンになるという
妙な自信があった。

果たしてその通りになった2007年は
僕はF1ファンをやっていて本当に良かったな、
この年のF1を見るために僕はF1ファンをやってたなと
思えたほどの素晴らしいシーズンだった。

さて、その頃のF1を見ると、
本当にフェラーリが欲しくなる。
乗りたくなる。
応援したくなる。

フェラーリ購入には、
経済的には、75%の残価設定があるなど、
なんとかなったとしても、
フェラーリを迎えるには、豪邸とフェラーリ専用ガレージと
実用車が絶対に必要だと、
過日のディーラーでの内覧会で
岡田准一似の営業さんといろいろ話して、
完璧に理解できた。

以前、清水草一が
「フェラーリ様と比べたら、ポルシェはハイエースに親戚です」と
言っていて、当時はなんとなくしか意味がわからなかったけど、
今はパーフェクトに理解できる。

野ざらしにできて、(911なら)4人乗れて、
仕事にもギリ乗っていけるポルシェだが、
フェラーリはからっきしだめだ。

まるで、女優の恋人だ。

というわけで、
フェラーリに行くには、豪邸と専用ガレージの準備がまず
必要と認識している。

1 フェラーリ +豪邸&専用ガレージ

選択肢2としては、ずっと言っている
空冷ポルシェ911。
これも僕の子どもの頃からの憧れ。
ここのところ、高騰してしまって手が届きづらくなりつつあるが、
やっぱり今見ても、心ときめく。
あの形、あの運転席。
子どもの頃から、死ぬほど憧れて、穴が開くほど
雑誌で見ていたあのクルマ。
フェラーリと違って、4人乗れて、(地味な色なら)
ギリギリ仕事にも乗っていける。

そして選択肢3としては、
こちらも若き日にデトロイトショーのコンセプトモデルを見て
一目惚れした初代・ボクスターを、
ちゃんと手入れして、乗り続けるというもの
(具体的には、幌とインフォティメント関係に手を入れて
アップデートしたい)。
選択肢3も、僕にとっては妥協ではなくて、
本当に好きで、受験や就職試験などを
ボクスターを手に入れるために頑張った思い出があるものであるし、
そろそろ初代ボクスターをあまり見かけなくなった今、
新車から乗り続けている、左ハンドルMTのボクスターは、
この頃は特にクルマ業界の方から
「本当にクルマ好きなんですね」
「ワンオーナーですか、すごいですね」
「もう乗り換えない方がいいですよ」
なんてよく言われるので、
選択肢1や選択肢2を、
選択しなくて、この先、後悔することはないかしら、、と
悩む、、、

特に、やはり年の瀬が近づき、
いろいろな人の訃報や、もうクルマを降りることになった、
最後の車なので小さいのにする、なんていう
話を多く聞くと、
さらに悩みは深まるばかり、、、

今は、空冷ポルシェの更なる高騰が予想されたり、
ガソリン車時代の終焉によるガソリン車がいつまで
走行できるか問題、自動運転車の勃興による
手動運転がいつまで許されるか問題までも
加わり、世紀末的に悩みは深い、、、

ここまでガソリン車にノスタルジーを感じてないのであれば、
僕はテスラ・モデル3を外装・黒、内装・白で
ポチッとして、ゴキゲンで快適なカーライフを
送る一択なのだが、
旧世代?のクルマ好きとして、
許される間はガソリン車に乗りたい。

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