ボクスターに20年となるはずだった自分


さて、ボクスターがやってきてから20年が経過する。

20年、さすがに長い。
納車の日のことは今でも鮮明に覚えているが、
まさか20年後も乗っているとは考えていなかった。
(意気込みとしては、30年のる! と言っていたが)

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986がモデルチェンジした時は、初代ケイマンに
買い替えようかな、と思ったし、
ここ数年は、空冷911に乗り換えようとお店を回っているが、
新車でオーダーして長い付き合いのボクスターとの別れが
辛すぎることもあり、未だ買い替えには至っていない。

2018年に大きな整備やぶつけられる事故があったときも
PCからあり得ない好条件のオファーがあって心動いたが
そのときも結果的にはボクスター続行と決断している。

ボクスターをサポートするクルマは、
ロゴ、フィット、ミニクパSコンバーチブル、ジムニーと
交代してきているが、ボクスターはこの20年、ずっと僕と
一緒にいた。

20年前に、2022年の僕を想像すると、
BMWの5シリーズあたりに乗り、家は郊外の4LDK、子供は2人くらい、
髪型は七三、仕事は役職者となり優秀な部下を率いてバリバリ働き、
休日は自宅の庭でバーベキュー、時計はオメガで
ゼロハリのアタッシェケースを抱えて颯爽とオフィスへ、
みたいな姿を思い描いていた。

実際は、そのままボクスターに20年間乗り続け、
ガレージハウス建立のための土地探し、
髪型はジェイソン・ステイサムで、仕事は半分投資家!?、
時計はアップルウオッチで、手ぶらで出勤、
休日は、散歩と図書館通い、そして投資の研究、
(コロナ以降、トライアスロンは休憩中)
みたいな生活になるとは微塵も考えていなかった。


ついでに言うと、納車の日、あまりにも速すぎるボクスターに、
その後20年間、無事故無違反無検挙を続けられるとも
全く思っていなかった。

さて、20年後の2042年、僕はなんだかんだ言って
40歳となったボクスターと一緒にいるのだろうか。
その頃、ガソリンエンジンの手動車を公道で運転できるのだろうか、、、

2042年の自分を想像してみると、、、
サラリーマン業は早期リタイア(FIRE)し、職業は専業投資家。
(投資会社を設立しているかもしれない)
ハワイあたりに移住し、ポルシェやハーレーをドライブ、
趣味は飛行機の操縦を習うこと、
その頃平均寿命は140歳ぐらいまで伸びたため
僕はまだまだひよっこ、大学院で学び直し&再就職も検討するけど、
配当収入があるからまあいっかあ、とか思ってる生活を予想
(というか、願望??)。


2042年、戦火に塗れて全てを失い、再建するために悲惨な生活を送っている、
みたいな未来にならないようにしていかないといけないと思うが、
最近の周りを見てると、大丈夫なのかな、、と思う場面もあるね。
いや、日本社会は優秀でいざとなったらすごい勢いで変われると信じたい。
が、、、

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