とある記事が目に止まった。
家の庭に、木を植えると100%後悔するから、
全部コンクリートにする方が良い、という記事だった。
ああ、僕の考えが、世間一般と違うんだな、と思った。
僕は可能であれば、森の中に住みたいほど木々が好き。
賃貸暮らしでも、極力、植物を育てるようにしている。
家の敷地を全てコンクリートで覆い、一切木を植えないという
思考とはかなり違った嗜好を持っている。
他にも、けっこう周りの人はクルマにサンルーフがついていても
一度も開けたことがない、と言っているが、
自分がサンルーフ付きのクルマに乗っていた時は
雨の日以外は常に開けていた。
また、空冷911を買う場合も、かなり優先度高めで
サンルーフ付きの車両がいいなと思っている。
この辺りも、世間一般の思考と自分との乖離を感じるポイントだ。
さらに言えば、日本では98%のクルマがAT車だと聞く。
自分は、自分のプライベートカーはMT車がいいと思っていて
実際、MT率が高い(ボクスターもジムニーもMT)。
AT車はなんというか、クルマとの対話が表面的な感じがして
深いところで交われていないような気がしてしまう。
MTで、シフトレバーを操作していると、なんかクルマの奥深い中身に
触れているようで、より理解し、高い次元で機械であるクルマと
交流できている気がして、MTが好きだ。
最近のクルマに興味があまり持てない理由の大きな部分が、
MTのラインナップが少ない、というところにあるくらい、MT派だ。
運転が面倒だとも特に思わないし、渋滞の時なんかは
むしろMTのようにクラッチ切り繋ぎして、ギア変えてやってないと、
ATだとヒマでヒマで眠くなってしまうので、MTのように
程よい動きがある方がいいなって思うくらい。
とりあえず思い当たる3点を挙げたが、
世間一般の人が「そりゃそうでしょう」と思ってることと
自分はかなり違うことを考えているんだなと思うケースは
多々ある。
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1台のクルマに20年間、乗り続けるというのもそのひとつかも。