森博嗣の作品、通称森ミスの聖地について
考察する。

直接のきっかけは、森博嗣の誕生日に合わせて
開催された森フェスにて、
「＃森ミス聖地巡礼」のタグがあり
非常に興味深かったことによる。

・国立N大学
　全ての始まり。犀川の研究室、真賀田四季との邂逅の場の
　中央図書館、本当の始まりの極地研などなど。

・日間賀島　
　これも森ミスには欠かせない聖なる島。
　森先生のウェブ日記か何かで、実は日間賀島ではなくて
　佐久島？をイメージしていた、との記述も目にしたことがあるのだが、、、

・ナナちゃん人形　
　「笑わない数学者」で、もう一つの聖地、三重へ旅立つ際の待ち合わせ場所。

・那古野空港
　（セントレアじゃない方）
　中華航空機墜落事故についても何度も語られるテーマ。

・西乃園萌絵のマンション
　徳川園のあたりの２２階建てのマンション。
　あれかなー？　と当たりをつけてるのはいくつかあるのだが、、、
　高さも形もぴったりイメージに合うのがあるのだが、
場所が志賀本通り、そして何より、S&Mシリーズ時に竣工してない、、

・牧野ケ池緑地公園
「幻惑の死と使途」の舞台。

・東山タワー
　「名古屋市の東の果て」としてよく登場する東山地区に
　聳え立つタワー。

・S女子大学
　詩的私的ジャックの舞台。
　星ヶ丘から坂を登った先の大学といったらあそこでしょう。
　ちなみに、M城大学も登場するが、「T大学」との名称に。
　自分の予想は、M大だと、国立N大学と間際らわしいから。
　（しかも、名古屋大学は、地元の略称は
「メイダイ（発音はめーでぇあ）であり、
　メイダイをアルファベットで略すとM大学のため、
　二重の意味で紛らわしいので、
　M城大学は「T大学」へ変えたんじゃないかなあ）

・東海高校、南山女子？
　犀川先生や喜田先生の出身高校は、東海じゃないかなあと想像。
　東大や医学部へバンバン進学する萌絵の母校は
　南女？？？　
　（同校で成績トップだった萌絵だが、犀川先生を慕って
　あえて国立N大学へ進学、という記述も何度か登場する）

・阿漕荘
　阿漕荘は、櫻鳴六角邸とペアで考える必要ありというのが僕の説。
　当時、国立N大学の寮の名前は「櫻鳴寮」であり、その名前を
　Vシリーズの「櫻鳴六角邸」に引き継ぎ、櫻鳴寮の
　建物のイメージを「阿漕荘」に反映させてるんじゃないかと僕は
推測している。

・最新作に登場するオメガ城のある島
　おっとネタバレになるので、これは書けない、、、

森ミスとは違うけど、、、
・弁天ヶ丘線　
　某お嬢様大学のあるあの丘のあたりですね。

・森先生が青の６号（ポルシェ・993カレラS）を買ったお店
　90年代後半、千種駅前にあったミツワのディーラーですね。
　自分は学生時代、毎日この前を通っていたので、
　森先生とニアミスしていたかも？！
　（いや、てか「喜嶋先生の静かな世界」で登場する
　計算機センタでニアミスしていた可能性の方が高いです）

2023年は森作品をもっと読んで聖地を発掘し、
できたら実際に巡礼してみたいです。