さて、大人気が止まらないランクル・300。
このところ、ジムニー、ディフェンダー、Gクラスと
本格派のSUV?、クロカンがモデルチェンジのたびに
異常人気が沸騰という現象が起きているが、
そこにとどめを刺すかのように登場したランクル・300。
4年待ちとも言われる狂気の人気ぶりだ。
センチュリー、アルファードで
ある種の「怪人顔」をものにしつつあるトヨタだと
思うが、こちらのランクルもものすごい怪人顔だ。
これは売れること間違いなしというか。
室内。
周りを睥睨する高みにあるコマンドポジション(それは他社か)。
運転席から前を見ると、
ボンネットの中央部が凹んでいる独特の形状だった。
ZXグレードだったが、リアのハッチだけでなく、
後席の折りたたみ機構まで電動で驚いた。
豪華ね、、、
個人的には、重くなるし、故障が心配だから
そういうところは手動でもいいが。
というか積極的に手動がいいと思う。
ほんの10年ぐらい前までは、
退屈なクルマばかり作りながらも
ばか売れしていて莫大な利益をあげていたトヨタ自動車。
当時、僕はT市に住んでいたが、
T社の社員と思われるクルマ好きたちが
乗る車がトヨタになく、仕方なく?、
MR-Sが異常にたくさん周囲の住宅に止まっていた。
あるいは、通勤用と思しきパッソやヴィッツと、
趣味用のBMWやポルシェというタッグの家がたくさんあった。
今、トヨタの社員で若いクルマ好きだったら、
GRコペン、GRヤリス、GRハチロクにGRスープラと
いくらでも乗りたいクルマがあるよね。
たったの10年でものすごい違いだ。
トップの姿勢でここまで会社が変わるのか、と
驚く。
以前は、N市のミッドランドスクエアの
トヨタ自動車ショールームへ行っても、
たまに展示してあるLF-A以外は特に
見たいクルマはなかったのだが、
今は興味深いクルマ、いろいろある。
トヨタがクルマ好きの救国の戦士となりつつあるよね。
ランクルの隣には、
こちらもいたよ。
さあ、次はアルファードが更なる怪人顔で
登場してくるか期待。
GRアルファードも出して、
その欧州メーカーでは追いつけない
唯一無二の存在感、
その無双ぶりに
磨きをかけてほしい。
今のトヨタに死角があるとしたら
EV化にハードランディングせずに
移行できるかどうかという一点の気がする。
あとは、章男社長の後継者問題か。