散歩が好き。森ミス聖地巡りという新しい趣味


#森ミス聖地(ラヴちゃんがいるところ)

一時期、マジでミドルエイジクライシス?で
何やっても人生楽しくなく、つまらなかった。

そこから抜け出して今は楽しい。
まず第一に、欲しいクルマがある。
そこに向かって頑張る、ってだけで
毎日、楽しい。

MAC(ミドルエイジクライシス)の間は、
欲しいクルマもなかった。

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次に読みたい本がたくさんある。
森博嗣をどんどん読んでいる。
そして、AIに「森博嗣のおすすめ本は?」と聞いたら
なんと綾辻行人の「十角館の殺人」を勧めてきて、
森博嗣じゃないやーん、と思いつつ読んだら
めちゃ面白くてハマってしまい、今は
森博嗣のWシリーズと並行して「館」シリーズも
読んでいる。

この、欲しいものがある状態+読みたい本がある
状態の相乗効果で、人生が俄然楽しくなった。
若い頃のようだ。

他に僕の趣味としては、散歩がある。
海外旅行行っても、観光地も行くけど
けっこうな割合で、郊外の当地ではごく普通の
住宅街をぶらぶら歩いていて
それがたまらなく好き。楽しい。

日本でも、都会でも郊外でも
住宅街を歩くのが好き。

また、その延長線上にか、
大学を歩くのも好きで、旅行のついでとかに
大学があるとヒョイっと入ってキャンパスを
散策したり、学食でご飯食べてみたりする。


森ミス聖地・国立N工大

大学っていいなあと昔から漠然と思っていたのだが、
森博嗣の「喜嶋先生の静かな世界」を読んでそれが
言語化された。

「一日中、たったひとつの微分方程式を睨んでいた、
あの素敵な時間は、どこへいってしまったのだろう?」
まさにこれ。
大学時制、キャンパスで過ごした日々、
ぼんやりと考えていた、その当時は当たり前すぎて
その貴重さに気が付かず、でも過ぎ去ってしまった今から
思い返すとこの上なく美しく、
大切だった時間。

不真面目な学生だった僕+
当時の国立N大学は、凄まじい自由放任主義で
よく言えば学生の自覚に任せられており、
普通に言えば、やる気がない?というか、
まあ好きにすれば? 的なおおらかな感じであった。
(この辺りのムードというか校風が、
ノーベル賞が多く出る秘訣のような気もする)
*今はどうなってるのか知らないが、さすがに
当時ほどゆるくはないだろうな、と予想。
自分の場合は大学3年生ですでに週休3日制になり、
4年生に至っては週に1コマ(90分)(卒論演習)だけになって
しまい、週休6日の生活だった。
1週間のうち、具体的に拘束される時間が90分だけ!!!
あとはどこで何してても自由。

また、自分の学部の教室へ行く途中に広場があり、
そこで先輩や友人らがソフトボールに興じており、
講義に出るはずがソフトボールの仲間に入れられて
講義に出られず、という事案が頻繁に発生していた。

今から思うと、なんて素晴らしい時間だったんだろう、と思う。

キャンパスへ行くと、あの頃の雰囲気、考えていたことを
ふわっと思い出して、たまらなくなつかしくなる。

また森博嗣先生が、「大学教員なんてのは安月給で
雑務が多くて、バカらしくてやってられないが、
若い人たちという大変興味深い人たちを
間近で観察できるのが特権であり、だから
周りのド天才たちが、この薄給でありながら
大学に勤めているんだと思う」的な意味のことを
エッセィで書かれていたように記憶しているが、
なんか大学の何でも許されるような、
他人の目を気にしないような、
世の中をひっくり返すようなアイデアがどこかで
生まれていそうな雰囲気って
めちゃくちゃいいよね、好きだなあ。

学生当時は、僕は大学のアカデミックな雰囲気が
あまり好きでなく、むしろ早く社会へ飛び出して
バリバリやってやるたいぜ、と悶々としていた
ところがあったんだけど、今となると
この大学の雰囲気に浸りたい、この世界に
もうちょっと長く浸っていてもよかったかなあと思う。
*一応、大学には5年いたんだけど、、、

あと、僕は大学キャンパス内に止まっている
スポーツ系のクルマがめっちゃ好きで、キュンとくる。
キャンパス外で見るよりも、キャンパス内にいる
クルマの方が数段かっこよく見える。
これはなんでかなあと思うけど、
おそらく大学の先生や研究者が乗る
走りのマシン、というギャップに萌えているんじゃないかと
推測。

森先生の青の6号(ポルシェ・993カレラS)を
当時、キャンパスで見かけたことはなかったと思うんだけど、
見たら、完全にエモすぎて失神レベル。

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