緊急事態宣言下のJAPAN 備忘録的記録


緊急事態宣言。
昭和のかほりを色濃く残す弊社でも、
「リモートワークの更なる強化を」との
指示が飛んできた。


桜の頃は、緊急事態宣言も出ておらず、
このままいい方向へ向かうかな、と思ったよね。

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指示が飛んできた、のはいいが、
指示だけ。
リモートワークを増やすための
機材の配備もなく、制度的な後押し
(例えばリモートワークのための光熱費の補助など)も
ない。

結局、リモートワークしようとしても、
自宅の回線や機材、私物の携帯電話を利用して
不自由な中でなんとかやるといった状況。

僕が思うに、もう都会のオフィスは、
魅力あるものではなくて、むしろリスクなんじゃないかなあ。
とっとと、もっと郊外へ移転して、
駐車場を整備し、自動車通勤OK、
執務室は密を避けられるように広いスペースを、
ってのが今風の考え方だと思う。


弊社は全て逆で、都会のオフィス、自動車通勤禁止、
狭い執務室にパーテーションもなくぎゅうぎゅう詰め。

友人や、取引先の会社の様子を聞くと、
緊急事態宣言前から、リモートワークが原則、
そして宣言発出後は、出社には上司の許可が必要、
となっているところも。

比べると、弊社はまだまだ昭和マインドだよなあ。
リモートワークも、掛け声だけはあるけど、
本音は出社してこい、ってのがありありと
感じられるもんなあ。

そもそも、お偉いさんたちは毎日出社。

ただ、僕も昭和マインドが多少あるので、
リモートワークした時は、
なんか気が狂いそうになる瞬間があるような。
思うに、ちょっとした雑談がないって
よく言われるようにストレスなんだよね、、、


ま、弊社は、出社しても、私語は一切NGなので、
結局雑談はないんだけど、、、

この頃、いやあ、本当にしたい仕事ってなんだろうな、、、
なんてことをよく考えてしまう。
僕の場合、完全リモートも、それはそれで
ちょっと自分には向いてないような。

こんな時代になって、自分のストレスの原因を分析すると
やっぱり好き勝手なことをしゃべれなくなったことが
大きいように思う。

好き勝手なことをしゃべれていた仕事の時は、
過重労働でもそういう心的ストレスはあまり
なかったんだけど、
好き勝手にしゃべれない状況の今は、
ストレスが大きすぎる。

その分、ここで書いて発散する。
書くことエンタメ。
ストレス解消。

僕ってずっと、子どもの頃から
やりたい仕事とか真剣に考えたことなかったんだけど
ついに、この年になってそのことについてよく考える。

僕の場合は、
自分の好きなことを、ある程度自由にしゃべれて、
時間に追われず、納得がいくように時間の配分が
取れる、というのが、すごく重要、ということが
いろいろと経験してやっと分かった。
そして、ある程度、いろんな人と交流したい。

それを満たしている世の中の仕事って
案外、少ないのかも???

傍目に見ていて、いいなーって思う仕事は、
ウォーレン・バフェット。
自分のオフィスで会社の研究をし、
いろんな人と会い、講演や取材に応じる。

シンガー・ポルシェやクロムハーツの創業者もいいね。
自分の好きなものを追求し、つくりあげ、
熱狂的に欲しい、という人に届ける。

近所のお医者さんの仕事もいいなあと思う。
いろんな人と接することができるし、
直接的にやりがいを感じることができる。
専門職と経営者という二つの側面を経験できる。
お休みは少なそうで、旅行好きの僕にはそこは
つらいけど、やりがいあるだろうなあと思う。
僕が今近所で通っているお医者さんは、
どのひともアツく、かっこいい時計してる率や
かっこいいクルマ率が高いのも好印象。
さすがに、そういう話を振れないけどね、、、

それからパイロット。
移動することが僕は好きだし、乗り物も好き。

大学のセンセもいいな、、、
僕の大学の先生とか、好きなことしゃべってたような、、、
でも大学の先生ってどうやってなるんだろ。
ここで挙げた中では、一番なれそうな気が、
しないでもない、けどやっぱ難しいか。

上に挙げた職業はいずれも、
もちろん僕がここで書いたような面ばかりでなく、
つらい面や、それ以上にその職につくまでに
想像を絶する努力やお金がかかるというのは
分かるけど、
なお、魅力的な仕事だな、と思う。

僕がこの年になってやっとたどり着けた職業観や
自己分析が、高校生くらいまでの段階でできていたら、と
思うが、まあ、それは無理だよね。


きっと同じこと、つまり
70代、80代になった僕が、
現在の僕を見返すと、いろいろと
「あの時、このことが分かっていれば、、、」と
思う点があると思う。
多分、そうだろうなと思うのは、
将来に漠然といろいろと不安があるのだが、
そんなに不安に思わなくていいよ、とか
お金は、適度に、使うべき時に使うのが大事だよ、とか
健康にもっともっと留意した方がいいよ、とか
欲しいものは買ったほうがいいんじゃない、とか
そういうことをきっと80代の僕は、今の僕に対する
アドバイスとして思うんだろうな、と思う。

分かってはいる。

前は、とりあえず休日は、いろんな友人と会って
話す、ということができて、世界を広げたり、
ストレス解消になっていたが、
今はそれもあまりかなわなくなってきて、
むむむ、って感じだよなあ。


とはいえ、前は休日があまりなかった。

とりあえず、僕も昭和から脱却し、
もっとリモートワークを快適に、効率的に
こなせるようになりたい。
現状、リモートワークの日は、
朝方「はあ、今日も1日長いな、、、」
とどちらかというとむしろ、気が重い。


早起きして、相変わらず満員な電車に乗って
会社へ行くのも
気が重いが、、、
とはいえ、人間の習性?として、
朝日の中を歩いていると、だんだん
元気になってきちゃう。

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